中村昭典の、気ままな数値解析:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS)

中村昭典の、気ままな数値解析

○人、○%、○億円…メディアにあふれる「数値」から、世の中のことをちょっと考えてみましょう

 みなさんは今年のスーパーボール、ご覧になりましたか?今年も例年通り、いや、例年以上に盛り上がったようですね。
 

第46回スーパーボール(5日=日本時間6日、インディアナ州インディアナポリス、ルーカス・オイル・スタジアム)スーパーボウルは米国最大のスポーツイベントで、視聴率は昨年まで21年連続で40%を超えた。視聴者数でも歴代トップ10を独占し、昨年のパッカーズ-スティーラーズは1億1100万人が視聴。2年連続で米テレビ視聴者数の最多を更新した。今年のCM料金は30秒で350万ドル(約2億6600万円)と世界最高額。
 
SANSPO.com 2012.2.7付けより一部引用

 というわけで(どーゆーわけだ?)、今年も懲りずに挑戦した情報断食。何とも大袈裟な書き方ですが、「日本時間で月曜午前に行われた全米プロフットボール王座決定戦・Super Bowlの結果を知ることなく、一日仕事を終えて自宅に帰り着き、ワクワクドキドキしながら、録画しておいた世紀の対戦を楽しむ」という目標を達成するために、あらゆる情報を遮断することに挑んだ、というお話です。これ、実は3年連続の挑戦。しかも過去2年は途中で失敗(トホホ)。それが今年、やっと目標達成できたのです。やったー!

 いやぁ、ほんとに楽しい試合でした。残り2分、2minutes warningまでペイトリオッツがリードしていた試合を、最後の最後で天才・マニングが奇跡のロングパス2発でひっくり返してジャイアンツが勝ったという、ファンにはしびれる展開でしたね。もしこの試合、結果を知ってから録画を見たら、感動は半減以下だったでしょうね。いやいや、ジツーに満足です(笑)

 この、一見とっても簡単そうな、試合の結果を知ることなく自宅に戻るというミッション。でも、普通の生活をしながら情報を遮断するというのは、意外と難しく、実は過去2年連続で失敗しておりました。

 そんなに見たけりゃ仕事休めばいいじゃん、って話なんですが、これもまたなかなか難しくて。日本でのSuper Bowl中継は、毎年2月最初の月曜午前になるのですが、月初めの月曜って忙しいですよね。案の定今年も仕事となり、あー、また今年も無理かなと思っておりました。今の世の中、しかもネットを軸に情報があふれんばかりに流れているわけでして、その気になればシャットアウトなんて簡単じゃん、と思っている人が多いと思うのですが、実はそうでもないんですよね。
 
 今のわたしの生活パターンで考えてみると、一番の鬼門は通勤電車の中。隣の兄ちゃんがつぶやくかもしれないし、ふと目にした電光掲示板のニュース速報に流れるやもしれない。見るつもりもないのに、おじちゃんが広げた夕刊の一面が目に入ってしまうこともあります。そうなんですよ、一歩町に出ると、一瞬たりとも気が抜けないのが、今の情報社会であります。

 というわけで、今年は過去2年の失敗を活かし、念入りに情報遮断を遂行。朝からテレビもラジオもオフ、移動中はイヤホンで音楽を聞き続け、脇目もふらずに読書して、外部からの情報流入をシャットアウト。仕事場でもPCの電源はOFF。普段は厳しいのですが、運良く今年は研修日となっており、日中はほとんど離席だったので、何とかセーフ。とまあ、涙ぐましい?努力の結果、3年目の正直で情報断食が成功したという報告でした。ちゃんちゃん。

中村昭典

 今月に入って、というより今年に入って、まだ一本もエントリできてなかったことを深く反省し、自宅に引きこもって「ブログ書くまでは外に出ちゃダメ」と、自らに外出禁止令を課した1月最後の土曜日。TwitterやFacebookを眺めていると、わたしの周りには学会やらセミナーやらで勉強している人がいっぱい。みんなすごいぞ、わたしも頑張らなきゃ、って思いつつも、今日はカラダが重くて仕方ありません。うーん、どうも風邪が抜け切れてないのか。
 
 とゆーわけで、今日は前から作りたかった「柚子茶」に挑戦しました(笑)。ん?ブログ書くんじゃなかったっけ? いや、たまたま良質の柚子が手に入ったんですよ。ただそれだけです。といっても、柚子茶作りはいたって簡単。柚子を半切りにし、中身をくり抜いて皮だけにし、千切りにします。それに水と砂糖と蜂蜜を絡めながら煮込む。何とも深みのない表現ですが、こんな感じですね。もちろんこの分量だったり煮込み方だったりにノウハウがあるのでしょうが、何せわたしは初挑戦。というか、普段からこのアタリはかなり適当で、たとえば「水の量は?」と聞かれれば、「ドボドボ。いや、ドボドボドボかな」とか「ヒタヒタ」とか。ま、こんな感じなのです、ごめんなさい。
 

 レシピは、Google先生で「ゆず茶 レシピ」で検索すれば多種見つかります。何とも便利。で、一応自分なりに工夫した点を書いておきますと、市販品よりは砂糖の量を抑えて甘さを控え目にしたこと、柚子の果汁を搾って加える(使った柚は、もったいないので全部搾り切りました)ことで風味を増したこと。なーんだ、偉そうに書くことでもないか。
 
 で、ものの15分くらいで速攻できました、柚子茶。茶と書いてますが、ジャムですね(写真その1)。どうです、美味しそうでしょ? で、これをお湯に溶かせば、その名も「柚子茶」が完成です(写真その2)。早速、沸騰させたアツアツのお湯に溶かして、フーフーしながらいただきましたよ。あー、あったまるー。デキの方は…初めてのわりには美味くできました◎ 家族みんなでいただきましたが、娘たちにも好評でした。ホッ。。。
 
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 写真その1
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 写真その2
 
 ということで、今年最初のエントリなのに「お茶」を濁してしまい、失礼しました。これからはもうちょっと頑張って書きますー!

中村昭典

 12月に入って一斉に開催されている、大学3年生対象の合同企業説明会。中には【2万人】が参加したものもあったとか。今年は12月解禁と、メディアがこぞって紹介したこともあって、かなり過熱感すら漂っていますね。
 
 わたしも先日、名古屋某所での合同企業説明会(以下、合説と表記)に参加してきました。所属する大学では、就活サポートの一環で、学生の合説参加を支援しています。

 寒風吹きすさぶ一日でしたが、学生たちは、入場待ちで屋外まで伸びた列にコートなしで並ぶ洗礼を受けつつ、就職活動本番に突入しました。主催者側に尋ねますと、合説史上最高の入場者とのことで、どのブースも多数の学生が並び、話を聞くだけでも一苦労といった様相。実に厳しい年の瀬の光景が広がっていました。

 わたしが所属する大学から参加した学生のほとんどが、初めての合説参加でした。しかしその中で、すでに4回目の参加だという学生がいました。Kくんです。彼は12月初の合説を皮切りに毎週参加しているそうです。この日は3社回ったところで、本人曰く「今日はこれで終了」とのこと。意外と淡泊な印象だったので話を聞いてみると、こんなことを話してくれました。

 「最初の合説はわけもわからずに参加して、入り口で配布された会社名の一覧を見ながら、とりあえず10社くらい話を聞きました。とにかく疲れて帰りました。帰ってから参加企業の情報を見直し、数社をピックアップしてナビでプレエントリしました」
 「2回目からは、1回目で良かった印象の企業に似た企業を何社か回ってみました。すると、同じような企業でも違いがあることや、自分がどんな企業を好んでいるのか、何となくわかってきました」
 「自分の希望がはっきりしてきたので、今日はその希望に合った会社があるかどうか、事前にネットで調べ、そこでピックアップした3社に直行しました」

 
「振り返ってみると、最初の合説はただ無駄打ちばかりでしたが、その無駄打ちがあったから、自分の希望がはっきりしてきたんだと思います。だから、最初はまず数をこなすこと、先入観を持たずにいろんな会社を回ることがいいと思いますね」
 「今はネットで参加企業が調べられます。事前に企業情報を見れば、効率よく回れます。その大事さを知ることができたのも、最初の頃の無駄打ちがあったからだと思います」


 そんな当たり前のことを、と思う方もいらっしゃることでしょう。でも大半の学生が、こんな当たり前のことができずに長蛇の列に並び、喧噪でほとんど聞き取れない説明に耳を傾け、足を棒にして動き回っている。これが合説の現場で見られる現実です。
 
 厳しい情勢の中から、こうした見方を自分で身につける学生の姿をみつけることができて、わたしはちょっと嬉しくなりました。体験はなにものにも勝るということを、あらためて学ばせてもらった年の瀬の一日でした。

中村昭典

 クリスマスが近づくと、にわかにカップルが増えるというのは、わたしが若かった頃(いつ頃かって? それは勝手に想像してちょーだい)のお約束でした。ま、わたしの世代では、クリスマス、一緒に過ごす彼氏や彼女がいないってのは、寂しく悲しいよねー、みたいに思っていた人も多かったと思います。ところが、今はどうやらそうでもないようですね。
 
 週間プレイボーイ(集英社)編集部が、20~30代の独身男女を対象に行なった「今年のクリスマス3連休を誰と過ごすか」というアンケートによると、「恋人と過ごす」と回答した人は約【20%】だったそうです。

(前略)…本誌取材班が20~30代の独身男女を対象に行なった「今年のクリスマス3連休を誰と過ごすか」というアンケートによると、男性は約半数(46%)が「ひとりで過ごす」と回答。「恋人と過ごす」と回答した人は約20%に留まった。女性も「恋人と過ごす」と回答した人は約38%と半分以下…(攻略)

週プレNEWS 2011年12月09日付けより一部引用

 だからどう、って話でもないのですが、5人に1人ってのは意外と少ないのね、という印象。最近は恋人がいない若者率が上昇しているという調査もありますし。みなさん恋愛に淡泊になっているのでしょうかね。
 
 ::: ::: :::
 
 先々回の拙エントリ「「就活=恋愛」「就職=結婚」って、いまさらなんだけど、やっぱりそうだよね、って話」。恋愛も就活も、お互いを理解し合うプロセスであって、そこで相思相愛になると、恋に落ちる=内定する、みたいなことだと思う…という持論を紹介しましたが、それに関してFacebookで女性陣から共感メッセージを多く頂きました。コメント転載の許可を頂きましたので、ちょっとしておきましょう。

Hさん:同感です。感覚派の私としては、ときめきました!っていう動機で応募したっていいと思う。企業は志望動機を厳しく聞いてはいけない。僕のどこが好き?どのくらい好き?(笑)一緒に長く楽しく生きていけるかどうかって、別問題ですよね。
 
Sさん:あーもう、ほんとにそのとおり。わたしは、「なんかそこで自分がいることがしっくりイメージできそう」っていう感覚が大事だと思っています。企業サイドも「こいつといっしょに働いてるイメージが持てる」っていう選択はありだと。

 お二人とも少なからずキャリア支援に関わっていらっしゃる方なのですが、就職においても、恋愛と同じく、「ときめいた」「しっくりくる」といった感覚が大事なんじゃないかと。たしかに、相手を好きになるのに理由なんていらないわけで。野暮なこと言わないで、自分の気持ちに正直に突き進んでみる就活というのもアリな気がします。
 
 でも、現実の就職はそんな悠長なことを言っている状況じゃないと、お叱りを受けるかもしれません。
「ときめいた」「しっくりくる」で面接が通るなら苦労しないよ、って言われそう。うーん。たしかに。いや、でもしかしですね、周囲の危機感とは裏腹に、就活にいまいち力が入らない学生たちを見ていると、なんだか、就職を巡る厳しい環境とは別次元の力が働いているいるような気がするわけです。
 
 で、上記調査から、最近は何となく恋愛に淡泊な若者が増えているのかな、という乱暴な推測と絡めて考えてみると、就活って、どことなく恋愛に対する感覚と似ているような気もしてきます。まぁ、無理矢こじつけるのも、それこそ野暮な話なのですが。どなたか、「就活」と「婚活」の因果関係を探る調査なんてやっていただけないでしょうかね。。。

中村昭典

 ご縁があって、先日サイバーエージェントの取締役人事本部長である曽山哲人さん @SOYAMA とお会いしました。サイバーエージェントはユニークな人事・組織活性化の仕組みを続々と具現化している企業であり、曽山さんといえばその仕掛け人として、業界でも注目の一人です。京都への出張時に、わざわざ名古屋で途中下車いただき、お会いする機会を持てたのは幸運なことでした。
 
 サイバーエージェントが打ち出している特徴的な制度・仕組みといえば、社内公募による新規事業プランコンテストである「ジギョつく」、自薦他薦による優秀人材可視化の仕組み「CAバンヅケ制度」、そして社内異動の活性化の仕組み「キャリチャレ」などが代表的なものですね。個々の説明は割愛しますが、これらに共通しているのは、
「風土とか価値観とかいった、目に見えないけどとっても大事な企業の力」を、目一杯高める、活性化させる方法を、「具体的な仕組みとして考え、実践している」という点だと思います。
 
 たとえば、成長性だとか技術力だとかいった企業力なら、定量にせよ定性にせよ、具体的な目標として設定することは誰にでもイメージしやすいでしょう。売上高前年比10%アップ、みたいな感じですね。それに対して、企業風土や価値観といったものは、ともすると言語化することすら難しく、客観的・絶対的なモノサシもないので、個々人で受け取り方も異なるのが普通。つまり、「こんな風土を目指そう」といった具体策を立てて共有することは、とても難しいことなのです。
 
 そこをあきらめずに、自分たちが納得できる目標に落とし込み、みんなが共有できる、目指せる、実践できる手法で具現化を試みているのが、サイバーエージェントのユニークな点だと思うわけです。たとえば先の「ジギョつく」で提案されたアイデアを認め、関連会社として企業化させて事業推進を図る。そして、その発案者である新人を社長に抜擢してしまうというから、半端無いですよね。
 
 この積み重ねが、働く人の連帯感につながり、チーム・サイバーエージェントを作る。結果として、10年前に約30%あった離職率を、約5年で【12%】にまで低下させることに成功したといいます。
 
 曽山さんから見せていただいた資料に、Great Place To Workが発表している「働きがいのある企業ランキング(2011)」というのがありました。これは「働きがいのある会社」に求められているものを、「信用」「尊敬」「公正」「信頼」「誇り」「連帯感」という6つの要素で具体的な設問に落とし込み、アンケート調査によって集計し算出している企業ランキングとなっています。

1位 グーグル
2位 ワークスアプリケーションズ
3位 日本マイクロソフト
4位 アサヒビール
5位 Plan・Do・See
6位 サイバーエージェント
7位 モルガン・スタンレー
8位 三幸グループ
9位 日本イーライリリー
10位 アメリカン・エキスプレス・インターナショナル
11位 ディスコ
12位 日建設計
13位 三井住友銀行
14位 明光ネットワークジャパン
15位 船井総合研究所
16位 ネクスト
17位 インテル
18位 東京海上日動システムズ
19位 ブラザー工業
20位 堀場製作所
21位 マルホ
22位 ザイマックス
23位 アボットジャパン
24位 国分
25位 良品計画
26位 野村総合研究所
27位 湘南美容外科
28位 アルバック
29位 ガリバーインターナショナル
30位 バンダイ

2011年発表「働きがいのある会社」ランキングより引用

 世間一般の「大きな会社」「有名な会社」ランキングとは少し違うのかもしれません。学生の人気企業ランキングなどと比べてみても、顔ぶれが大きく異なっていますね。このランキング、目に見えない「働きがい」を可視化することで、今までとは違う、「企業を見るモノサシ」を提供してくれていることは確かだと思います。ここでもサイバーエージェントは6位にランクインしています。
 
 こうした指標がより一般に普及すれば、いわゆる進学先を選択する際の「偏差値」に相当するような、就職先を選択する際のメルクマールになるのかもしれませんね。
 

※追記 「2010年には離職率が7%まで低下した」と、曽山さんから追加情報を頂きました。改善スピードがアップしているようですね。

中村昭典

 大学3年生向けの採用情報提供が開始された一方で、4年生の就職内定率が【59.9%】(10月1日付け、厚生労働省発表)と、冬の厳しさを予感させる昨今。呑気過ぎるってお叱りを受けそうですが…47Newsで、こんな話がありまして。なるほどねというか、懐かしいというか、そう思ったのでちょっと紹介しておきますね。

★就活と恋愛は似ている?

…就活と似ているという件、少し話が見えてきたね。要するにこうだな。『御社のこういうところがいいと思うからぜひ入社したい』というのが志望動機なんだけど、ちゃんと相手のことが分かってないと表面的な内容になってしまうから説得力がない。例えば、その会社のインターネットサイトに書いてある社是かなんかを丸写しして、これに共感してなんていうのは、顔がきれいだから付き合いたいというの同じぐらい稚拙であると…

2011/11/14 47News 就活NewsNavi より一部引用

 こう説明的に書いてしまうと、味もそっけもないというか、無理矢理、就活と恋愛をこじつけているようにも見えてしまうのですが。
 
 わたしが就活と恋愛が似ていると思うのは、すごく単純な話で、恋愛も就活も、お互いを理解し合うプロセスであって、そこで相思相愛になると、恋に落ちる=内定する、みたいなことだと思うわけです。
 
 誰かを好きになると、その人のことが気になって仕方ない。その人のことをもっともっと知りたくなるし、その人に自分のことをもっと知ってもらいたいと思う。その人に好かれたい、その人を喜ばせたいと、一生懸命アプローチしたりするし、その人に振り向いてもらいたい、自分を選んでもらいたいと願ったりする。相手がステキな人であればあるほど、ライバルも多いし、簡単に願いは成就しないけど、でも願わずにはいられない…これが恋愛ってやつですよね…すみません、オヤジ入ってますか(苦笑)
 
 この恋愛対象の「誰か」を、就活対象の「企業」に置き換えてみれば…よくわかるでしょ。ほら、就活と恋愛って、ホントによく似ていると思いませんか!実はこれ、ずーっと前から思っていたことで、わたしの持論だったりするのです(エヘン!)
 
 このことをFacebookで書いたら、元ゼクシー編集長の竹本さんから「一人の人(一社)しか選べないという意味では私は“結婚”と同じだと」とコメントが。たしかに。「就活=恋愛」なら、その結果として「就職=結婚」ですよね。なるほど。
 
 また元インテリジェンス人材紹介事業部統括部長の青葉さんからは、「まずは、恋愛でいいのだと思います。自分や会社のことがわかってきたら、ちゃんと結婚してほしいですね」とのコメントが。けっこう深いですよね。
 
 こうして考えてみると、味気ない就活も、苦しくて、切ない反面、とっても楽しくて、夢があって、ときめくというか、なんかこう、ときにはキュンとする…とは思えないか。。。

中村昭典

 iPhoneを手に入れたとき、何はなくともと速攻貼った、液晶保護フィルム。最初はキレイなんですが、どうしても時間の経過とともに、細かなひっかき傷や擦り傷が付いてきますよね。もし貼ってなければ、ガラス面に直接傷が付いた可能性が高いワケで、保護フィルムくん、ありがとーってことなんですが、傷が目立ってくると、どうしても気になりだして。そして、いよいよ貼り替えしよーって決めました。
 
 最初に貼ったのは、ケースに付属してきたフィルムだったのですが、今回はフィルム単独で探しました。まあこれもピンキリなわけですが、イマイチ性能の差がわからない。ま、いいかってことで、今回は100円ショップで買ってきたフィルムでトライすることにしました。つまり予算は【105円】です。
 
 もちろん装着前には事前学習もしました。調べてみると、注意点は次の2点に集約できました。

  • 装着は一発勝負。失敗したら、フィルムには細かなホコリがついてしまうので、貼り直しは不可
  • 手を洗剤で洗い、汚れだけでなく、水分・油分、静電気をきっちり落とす

 ここでミソなのが、静電気もきっちり落とすってこと。それにしても、貼り直し厳禁!って言われると、嫌が上でも緊張感が高まります(汗)。まずは指示通り、ピンセットとメガネふき、ティッシュを用意。そして、締め切って無風の室内で作業に取りかかります。手順はざっと以下の通り。

  • まずiPhoneの液晶ガラス面をメガネ拭きで何度も丁寧に拭きます。このとき、間違ってもティッシュで拭いてはいけません。ティッシュで拭くと細かな繊維が残りやすく、これが気泡の原因になるためです
  • 拭いたらメガネ拭きをかぶせておきます
  • 液晶保護フィルムを取り出し、剥離フィルムからはがします。このとき、一度にフィルムを剥がすのではなく、まずは上部を剥がし、iPhoneのガラス面に乗せて位置を調整し、徐々に剥離フィルムから剥がしつつ、装着していきます
  • 装着し終わった直後は、気泡がたくさん入っています。それが普通だと思います
  • この状態から、メガネ拭きで中央部からフチに向けて気泡を押し出していきます

ざっと手順はこんな感じです。
 
 装着した段階ではたくさんの気泡があって、「あちゃー!失敗!」と思ってしまうのですが、ここで焦ってはいけません。気泡はゆっくり一つ一つ、丁寧に押し出していけば大丈夫。よし、我ながら完璧だー!
 
 と思った瞬間、何度押し出しても移動してくれない気泡を2つ、見つけてしまいました。斜めにして光を反射してみると、小さな繊維状のホコリが! あちゃー、やってしまったか。残念!でもまあ仕方ないなーって思い直し、電源ONしてみると、思ったよりも目立ちません。うんうん、これでいいじゃんね、素人的には十分な出来映えですよ。
 
 て思ってはみたものの、電源落とすと、やっぱり気になる。気になる。うーん、気になる。でも貼り直しは厳禁だって書いてあったし。どうしようか。でも気になる。
 
 ということで、禁断の貼り直し作戦を決行です。ゆっくり剥がして、ホコリが残っているところまで剥がして、ホコリを取り除こうとするのですが、、、これがまた取れません。なにせ極微細な繊維。それを取り除いたと思ったら、フィルムには別のホコリが付着し、液晶ガラス面にもホコリがチラホラ…。これが貼り直し不可の教えだったのですね、トホホ。
 
 とはいえ、もう引き下がることはできません。ここからは未知の領域。思い切ってフィルムを剥がします。そして、やったことは単純。iPhoneのガラス面は最初と同じようにキレイに拭いて待機。そして剥がした液晶保護フィルムは…石鹸で「洗う」のです。
 
 まず手に固形石鹸を擦り付け、その手で液晶保護フィルムの表面をなぜるようにして洗剤を付けて洗浄するのです。すると、きれいさっぱり、静電気も除去されて、ホコリも取り除かれます。水で洗剤を洗い流した後、このフィルムをティッシュで包み、水分を拭き取ります。そんなことしたら細かな繊維が付着しちゃう…と思った方、大丈夫なんですよ、これが。
静電気が除去されていると、不思議とホコリは付きにくいんです。
 
 そして最初と同じように、ゆっくりとiPhoneの液晶ガラス面に装着していきます。残念ながら2回目もホコリが残ってしまいました。でも、もう焦りません。だって貼り直しができることが判明しましたからね。
 
 そして見事、3回目のトライで、ホコリゼロを達成!時間はかかりましたが、気泡も消えて美しい液晶保護フィルム装着が完了したのでした。あー疲れた。
 
 本当は写真でお見せすればわかりやすいのでしょうが、やってるときは息も止めてますから、写真撮ってる余裕などないのですよ。ごめんなさいねー。

中村昭典

 
「FUN TO DRIVE.」

わたしがかつてリクルートに在籍し、この会社を担当させていただいた頃の、企業スローガンがこれでした。クルマが提供する、物理的な「価値」以上に、楽しさやワクワク感みたいな「価値観」を大事にするんだっていう心意気が、わたしは好きでした。

当時から日本を代表するメーカー。しかし、カリスマが牽引するホンダや松下、SONYとは対照的に、「売れる車は作れても、おもしろいクルマは作れない」「役所みたい」「大きすぎて、人の顔が見えない」と揶揄する声もありました。こうした企業イメージからか、採用では思いのほか苦戦していました。

そんな中で、わたしは、人の匂いがするこの言葉が好きでした。事実、この会社には、クルマが本当に大好きで、クルマが持つ楽しさ、ワクワク感に魅せられた人たちがたくさんいることを、わたしは知っていました。

あれから四半世紀。いつしかクルマに求められるものが変わってきたようにも思います。「環境」「安全」性能がクローズアップされ、クルマの姿も変化してきました。「FUN TO DRIVE.」の代表だったクルマたちが次々に姿を消す一方で、国民的エコカーとしてプリウスが誕生したのが、その象徴でしょう。

それはそれで、ステキなことだと思うのです。でも、何か、どこかに置き忘れてきたような気がしてならなかった。今のわたしは、単に外野席からこの会社を眺めている、一人のユーザーでしかありません。でも、ちょっとだけ言わせてください。何か、こう、どこか物足りないんですよね、最近のトヨタさんは。

そんなとき、この言葉をテレビで見たんですよね。

「FUN TO DRIVE , AGAIN.」
Photo

そう、コレだよ、コレ。ワクワクするんですよね、このフレーズに。またそんなクルマ、作ってくれるのかな。わたしは待ってますよ。ウェブサイトには、
Re Born の文字が。そうか、ここから出直そうってワケだね。いいじゃないですか。

ちょうど半世紀生きた区切りの日に、この言葉に出会ったのも、また何かの縁なのかな。そう思っています。
Re Born - また今日から、楽しいこと、ワクワクすること、やりたいな。

中村昭典

東京大学の中原淳先生 @nakaharajun が、ツイッターで興味深いことをつぶやかれています。

「今の子どもはオンデマンド世代」
「映像といえば、YoutubeやHDDで好きなときに見るもの」
「買い物といえば、ネットスーパー&AMAZONで好きなときに買い、その日のうちに届く。買い物は『行くもの』ではなく『届けられるもの』」

…たしかにそうかもしれません。「オンデマンド世代」とは、とてもしっくりくる表現です。
 
ちょっと前まで、「オンデマンド」という言葉は、夢の世界を表すフレーズだったと思います。「見たい映画が、自宅で、見たい時に見られる」だったり、「買いたいものが、どこでも、買いたいと思ったときに買える」だったり。今じゃオンデマンドという言葉は、すでに新鮮さを失ってしまったのかもしえません。ましてや、生まれた時からそれが「普通」である子どもたちに、それがいかに恵まれているのか、素晴らしいことなのかを伝えても、いまひとつピンとこないのは仕方ない話です。
 
ここでいう「オンデマンド」を実現しているのは何かといえば、PCや携帯電話などの情報機器だったり、WebやSNSなどの情報メディアだったり、早い話、ITの進化によるものを思い浮かべるのが一般的でしょう。
 
しかし、もう少し子どもたちを取り巻く社会を俯瞰してみると、違う側面も見えてくるのではないでしょうか。たとえば、家庭でも学校でも、手取り足取りの子育て・教育サービスの提供を受け続けている子どもたちは、欲しい物が手に入るシアワセに慣れ、わからないことは教えてもらえることが当たり前になっている世の中に生きている…とか。ちょっと飛躍し過ぎでしょうかね。
 
 ::: ::: :::
 
少し前の調査になりますが、「29歳までの若者社員に不足が見られる能力要素」の調査結果は次の通りでした。

第1位 48.2% 主体性
第2位 44.4% 課題発見力
第3位 44.2% 創造力
 
若手社員に「不足が見られる能力」と社会人基礎力との関係 経産省「企業の「求める人材像」調査2007~社会人基礎力との関係~」より引用

最近の若者は「言われるまで動かない」「自分でものを考えない」…。学生の就活支援の現場にいると、企業の方から、こんな耳の痛い指摘をされることが間々あります。上記調査における「主体性」をもっとダイレクトな表現に置き換えると、こんな言葉になるのでしょうか。これって、オンデマンドに慣れ、それが普通な世の中に育ってきた若者たちの弱点だと考えると、何となくしっくりくるのですが。いや、憶測はこのくらいにしておきましょう。
 
 ::: ::: :::
 
先の中原先生のツイートに、わたしはこんな風に返信してみました。

「逆にわたしたちは『寄り道世代』ですよね。買い物に出かけて、目当てとは別のいいものを見つけて買ってしまうとか。辞書引いてて、別の単語の意味を覚えちゃうとか。寄り道は手間かかるけど、得るものもある」

「オンデマンド世代」「寄り道世代」の、どちらが優れている、劣っているという話ではありません。わたしが記したのはほんの一面。ちゃんと見ていけば、どちらにも長所と短所があるはずですよね。このへん、あらためてちゃんと考えてみないといけないなと。今日のところは、とりとめのないような話で、何卒ご容赦のほど。。。

中村昭典

 台風15号の接近に伴って、今日昼くらいから断続的な雨が降り、今日の名古屋は経験したことのない状況下にあります。報道によれば、愛知県だけで最大で107万人に避難勧告が出たとのこと。中でもJR中央線の高蔵寺駅地下道の水没映像には、目を疑いました。この3月までとっても身近な駅だっただけに、心が痛みました。これから明日にかけて台風が近づくだけに、被害が按じられます。
 
Tc4searchnaverjp
水没した高蔵寺駅 「高蔵寺駅(JR東海中央線)台風15号の影響で浸水、状況まとめ」より引用
 
 午後、風雨が強まる中、どこの大学でも講義を継続すべきかどうか、判断に苦慮たはずです。ざっとホームページを見ただけですが、名古屋市内の一部大学(南山大学、中京大学、東海学園大学など)は、午後3時間目で講義を打ち切ったようですね。春日井市の中部大学も同様で、同大は明日の休講を早々に発表しています。
 
 ::: ::: :::
 
 どの大学にも、台風接近時には対応ルールが定められています。その多くは、(1)当該地域に(2)朝6:00~7:00時点で(3)暴風警報が発令されていたら、午前中は休講。(4)午前11:00時点で発令されていたら午後は休講。これがスタンダードなルールでしょう。小中高とほぼ似通ったルールだと思います。
 
 ところが今回、台風はまだ遠く離れた海上にあって、日本中どこも暴風警報は発令されていないのに、豪雨によって河川が氾濫し、警戒水位を超える箇所が続出。結果、避難勧告が次々に出され、午後遅くにはJR中央線・東海道線、名鉄本線・小牧線・犬山線・瀬戸線の一部で運転見合わせとなりました。要所である名古屋駅もストップしたため、交通網は大きく混乱。加えて100万人以上の避難勧告。こうした状況下、一部の大学はルールに則らず、独自判断で休講措置に踏み切ったようです。
 
 災害時こそ、ルールやマニュアルが大事だという見方がある一方で、災害時こそ、ルールやマニュアルに固執するより臨機応変な対応をすべきだという見方もあります。今回の震災でも、大きく議論されているところです。では今回の台風時、今日はどうすべきだったのか。地震と違って、時間的にも考える猶予タイムがあったわけですが、果たして休講を決めた大学が正しかったのでしょうか、それとも休講しなかった大学が正しかったのでしょうか。
 
 大学は、教育機関という特性も踏まえ、より広範な影響を考慮しつつ、その時その時で的確な判断を求められます。こうした危機管理能力が、まさに今、試されているのだと思います。明日、被害が最小限に止まることを願ってやみません。

※2011年9月20日(火)23:21記述
※タイトルが誤解を招く可能性があったので、訂正しました。

中村昭典


プロフィール

中村昭典

中村昭典

元リクルート・就職情報誌編集長。現在は大学でキャリア支援領域の教育研究者。
「一人でも多くの人に、働く楽しさを伝える」をテーマに、いろいろ試行錯誤する日々です。
趣味は海山畑で食材を調達すること、カフェで一人ボーっとしながら人間観察すること

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news094.gif 東北から始まるイノベーション
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news094.gif 貧困国の雇用を創出する印刷屋、丸吉日新堂印刷の挑戦
全国から約2万7000件の名刺制作を受注をする札幌の小さな印刷会社の成功の秘密は、地道な社会貢献にあった。(1/16)

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