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【61,113名】なぜUBCには学食がないのか

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UBCに来て3日目。まだまだ時差ボケがとれず、かなり眠いです。昼時。食堂らしき建物に行ってみると、多くの学生で賑わっていました。オーガニック、イタリアン、寿司、ラーメン、コリアン、ベジタブル、フルーツなどの専門店が軒を並べています。いわゆる建物全体がフードコートのようになっています。飲食店が集まる「モール」と言ってもいいでしょう。しかし、ふと不思議に感じたのは、日本の大学に見られるような、いわゆる「学食」がないということ。UBCはカナダでも屈指の規模、在籍学生数で【61,113名】(UBC)を誇ります。なのに、学食がないのです。見渡せば、starbucksもsubwayもA&Wもあります。またキャンパス中央の広場には、キッチンカーが何台も。ここではインドカレー、ハラールなどに列ができています。ここまであっても、学食はないんですね。
 
20161013UBC中央広場にて2.jpg
 
なぜこうなっているのか。大型の学生食堂は必要ないのか。自分なりに感じたことは2つあります。ここUBCには、世界各国から多様な学生が集まっています。これは特にUBCに限ったことではなく、欧米のトップ大学はみなその傾向にあると思います。多様な学生を受け入れるためには、「多様なニーズ」に応える必要があるわけで、限られたメニューを大量生産することになる大型の食堂ではどうしても無理がある。その答えが「専門店のモール」ではないかと。それがひとつ。
 
次に、多様なニーズを満たすレベルのサービスを「誰が」提供するかという点です。それが「餅屋に任せる」ということ。大学が飲食を提供するのではなく、大学はファシリテートする立場に徹し、サービス提供は飲食の専門家に任せるという考え方です。大学の専門はあくまで教育と研究の提供。フォローするサービス環境の提供は、その道のプロフェッショナルに任せて分業する。そんな風にわたしには映りました。すみません。以上はまったくの思いつきで、勝手な推測ですよ、悪しからず。

昨日までの晴天とは打って変わり、今日から1週間は雨の予報。雨期だから仕方ありません。でも紅葉のきれいなこのキャンパスには、やはり青空が似合います。
 
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ふと気付いたら、前回のブログ更新から1年が経過しようとしていました。何か書きたいなと思いながら、時間だけが過ぎてしまいました。この10月、仕事でカナダ・バンクーバーのUBC(University of British Columbia)に来たことを機会に、こちらでの体験を少し書き残そうかなと思いたちました。いわゆる備忘録的な、滞在中のメモみたいなものです。このブログの本来の趣旨とは異なるかもしれませんが、これまで同様、気ままに書いていきますので、適当におつきあいのほど。

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