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円熟と若さ それぞれの良さ

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ビジネスとまったく関係ない雑談ですが、先日ディープ・パープルのDVDを購入しました。

ご存知の方のほうが多いと思いますが、大昔(?)のスーパーバンドで、そのころのアルバムはハードロックでは経典に近い扱いをされています。数々の名曲、例えば”スモーク・オン・ザ・ウォーター”などを残して、3回の大きなメンバーチェンジの末、惜しくも解散してしまいました。

確か1995年くらいだったと思いますが、再結成し活動を続けました。

今回は、昔の黄金期のライブのDVDと再結成後のライブのDVDを購入しましたので、若かりし頃と最近を続けて観てみた状態です。

昔のライブは、やはり年齢的にも一番エネルギッシュな時期ですし、バンドとしても黄金期ですので、”全体の勢いが凄い”と感じます。昔のものなので、映像や音質は現在のものより低いことは否めないですが、それを補って余るほどの内容です。

その一方で、最近の再結成のものを観た時に感じたことは演奏として”凄み”です。昔の局を中心にやるライブということで、2つの時代で同じ曲を演奏していますので、曲の良し悪しではなく、円熟のテクニックでの演奏から発せられる独特の凄みを感じました。

エネルギッシュな凄さと、円熟の凄み、こうやって数十年の時代を経たものを見比べるとどちらにもその良さを感じます。自分も仕事では、そろそろ円熟の凄み(?)を会得することが必要な時期かと、楽しみで買ったDVDを観ながら、何故か仕事のやり方を考えてしまいました。

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