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吉野家の記事を読んで想う

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日経ビジネスに連載されている吉野家の記事があります。安部社長の文書(か。インタビュー結果のまとめ)なのですが、とても気持ちが伝わってくる内容です。

いろいろな意見があるとは想いますが「吉野家のブランドは、美味しい牛丼である」ということに馬鹿正直というぐらいまっすぐ取り組んでいるんだなと思いました。そして、もっと気になったものは「はやい、うまい、やすい」は変わらないフィロゾフィーだけども、時代の流れで優先順位は変わるという言葉です。

ブランド・イメージを維持することは、安売りをしないとか、お客さまが感じている価値を変えないということと混同されます。しかし、本質的には自分たちが提供している(と信じている)価値を曲げないこと、が重要なのではと思います。

プロダクト・アウトも決して間違えているわけではありません。

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