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マーケティングとコンサルティングは似ている?

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事業会社からコンサルティングの会社に移った時、初めは仕事のやり方、アプローチで戸惑いました。それまで知り合いだったコンサルタントの方々が、(後で知りましたが)とても優秀な方々だったこともあり、「本当にやっていけるのだろうか」という不安もあり、さらに動きを鈍くしていたと思います。

最近、独立して消費財メーカのマーケティングから戦略コンサルティング会社を経て独立されている方と、お仕事でよくお話をします。お話をしている中で、「あ、そういうことか」と思うことが沢山あります。

特に最近では、ある本の監修作業のため、2人で打合せをすることが多いです。その時、ビジネス結果のデータ分析についてお話をしていたのですが、その人が「データ分析は、原因仮説を作って、それを検証・理由を深堀するだけのこと」と総括されました。その時「事業会社での仕事とコンサルティング会社での仕事はなんら変わりない気がする」と思っていたことが、くっきり明確になりました。

事業会社でマーケティング戦略を練っているときも、コンサルティング会社でお客様への戦略コンサルティングを行っているときも、基本的には同じ「仮説思考」を行っていただけです。

でも、その後2人で話したお話の続きは「思考方法やフレームワークは、本で読むことと、活用できるということは同じではない」ということでした。本物の知力と活用力をつけるためにはトレーニングが必要。独立したとはいえ、まだまだ日々勉強とトレーニングを続ける毎日です。

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