ファーストコンタクト先は分散している
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独立系のネットメディアであるJ-CAST ニュースが、先々週から夕刊フジに記事提供を始めました。
夕刊フジ(土曜日版)の1ページを「週刊J-CAST通信」として使う本格的な提携です。ネットでの話題が新聞でも読めるようになります。情報をネットから入手する人が増えたとはいえ、TVや新聞(もしくはラジオ)から最初に情報入手する人も確実に存在します。情報に対する最初のアクセス先を押さえることが、AIDMAを制するとも言えるでしょう。
クロスメディアの有効性は、異なるメディア(アクセス先)に群がるユーザを束ねていくことでもあります。メディアの影響力を個人の中で足し合わせるのではなく、異なるメディアの影響力(ファーストコンタクト先)を足し合わせることで大きなアテンション(ユーザ)を獲得することがコンテンツの魅力を際立たせることにつながっていくものだと思います。
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