あなたの仕事はiPadでは解決しない

iPad on Businessで取材させていただいた、伊藤洋一さんがご自身のブログに拙著のことを書いてくださいました。
伊藤さんが書いてくださったのですが、『「ipad には最初から向いていない仕事がある」と宣言しているところが良い。』というところが、この本できちんと伝えたかったところです。

読んでいただいた方によく言われるのが、「もっとiPad万歳みたいな本かと思っていた」ということなんです。僕は、それはコンピュータ雑誌にお任せすればよいと思っており、僕たちビジネスパーソンとしては、ビジネスではどう使えるのか、あるいは僕たちの仕事をどう変えていくのか、に注目していきたかったんですよね。

そして、職種や勤務形態によっては、iPadは何の役にも立たない人がいるということなのだろう、と思います。例えば、僕の本では少数へのプレゼンテーションに役立つiPadについて書いていますが、伊藤洋一さんはそういうプレゼンテーションはしないわけです。大勢の前でお話される、あるいはテレビのコメンテーターとしてお話される伊藤さんには、iPadは向いていないということになります。
他にも、デスクワーク中心の方や、工場勤務の方はiPadを仕事で使うのは難しい気がします。

iPadでワークライフを変えることが出来るのは、営業担当やエグゼクティブなど、外出が多い人なんだろうな、と改めて感じています。