iPad on Businessインタビュー第2回　藤村厚夫さん

iPad on Businessで取材させていただいたお二人目は藤村厚夫さん。実はこのブログがお世話になっている、ITmediaの会長です。会長というと高齢な印象があるかも知れませんが、50代の現役。
　でも、藤村さんいわく「自分が物差し。自分が使えないものは、一般化しづらいんじゃないか」ということです。そんな藤村さんがiPadを手にして感じたことは、リーダーとしての使いやすさです。
　前々からkindleと比較されがちなiPadですが、リーダー専用機のkindleとは違い、iTunesを使えば簡単にPDFをアップロードして、書籍のように読むことができます。i文庫HDを使えば、ページめくりもできたり。
　Webでの情報発信は、今でも広告収益型のビジネスモデルが中心ですが、このモデルは10年以上前に作られたもの。効果測定が難しくなってきているとも言われますが、一方でコンテンツの伝達ルートは複数になり、SNSに至ってはそこからでなくても情報を得られるようになっています。
　藤村さんは、「これまでのコンテンツというのは、送り手が受け取り先を選べなかった。しかし、これからは間に、影響力を持つ特定のハブを置き、そこからさらに発信してもらうという仕組みを作ることで、新たなコンテンツの流通方法が生まれるのではないか」という話をされています。
　本書の中には、エコシステムというキーワードで掲載されています。

【宣伝】iPad on Businessは7/29発売。
　　　　7/30（金）17時〜藤村さんも登場される出版記念Ustreamを行ないます。