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「教育テレビ」によくある風景

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さて、文章モノマネ第二弾。今回は、教育テレビによく見られるシーンを模写してみます。教育テレビといえば、英語で遊んでしまう学童向け番組から、趣味が悠々自適な中高年層向け番組など、幅広い視聴者に親しまれています。実は私、あのお母さんとナンチャラという番組に出演したことがありまして、特に想い出のあるチャンネルとなっております。

学校が終わって友達と遊んだら、家で見ていたのが天才てれび何とかでしたし(ダチョウ倶楽部が司会の時の世代です)、海外のドラマシリーズも何故か小学生の時から見ていました。成人後も、サイエンスZEROは良い番組だと思って見ていました。

 

さて、本題に入ります。この記事では、「本当はそんなフレーズはないけれども、ありそうな(出演者が喋ってそうな)フレーズ」を作るという『文章モノマネ』を扱います。前回の記事「村上春樹作品」によくある風景では、村上作品にありがちな場面を勝手に作り、村上作品っぽい文章を作ってみました。今回はテレビチャンネルを題材にして、同じようなことをやってみましょう。

 

まずは1つ目。

 

「結局、働くってなんすかっ?」

 

これは、教育テレビが昨今力を入れています「働く」というキーワードを、若者が発したように模写したものです。いかにも、真剣な10代がしゃべったような雰囲気を醸し出しております。司会者の何気ない質問に対して食らいかかる、若者らしい熱っぽさが感じられる作品です。

 

 

続きまして2つ目です。

 

「早く行こうよ、ゴンくん」「僕はもう疲れたゴン〜」

 

これは、幼児向け番組をイメージしました。歌が上手いおねえさんと、3頭身の生き物のやりとりです。最初、おねえさんと謎の生き物はピクニックに行こうとしていましたが、生き物のほうが、いかんせん体重が重いため、目的地に着く前に疲れてしまったのです。そこで、「疲れたゴン~」と言ったわけです。ちなみに、この生き物は語尾に「ゴン」を付ける癖があるようです。どこの地方の方言なのかは謎です。

 

教育テレビによくある風景、最後はこちらです。

 

「残り十秒~」

 

 これは、日本古来より人々に親しまれている、囲碁という戯れ事でよく聞かれる言葉です。 祖父が囲碁好きということもあって、教育テレビといえば囲碁、というイメージがあります。昔はそうでも無かった気がしますが、最近の囲碁解説者には綺麗な方が多いですね。関係ないですね、はい。

 

 

この文章モノマネ(雰囲気モノマネ)は、いかにその対象物の特徴を掴むかがカギを握ります。これは、物事を見抜く力になるのではないか、と密かに考えております。皆様もぜひ試してガッテン(チャンネル違う)。

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