もしもあなたがハイパーレスキュー隊の隊長だったら?
わたしは「営業チームづくりのコンサルタント」という仕事がら、多くの経営者やチームリーダーから「メンバーが思ってように動いてくれない」という悩みを聞きます。
エピソードその1 引きずってでも全員で帰る
彼らは決して命知らずの無頼漢ではありません。
任務を聞かされた時には「体が震えた」と言い、現場に向かうバスの中では極度の緊張感から誰もが終始無言だったと言っています。
きびしい訓練で鍛えぬかれているとはいえ、私たちと同じように死ぬことに恐怖を覚えるごく普通の感覚をもった人たちなのです。
「自分の命を守り通せ!」
これがレスキュー隊の鉄の掟なのだそうです。
自分たちの命は大切にされている
組織に、上司に、仲間に大切にされている
この信頼感が、ぎりぎりの状況のなかで命がけの作業をするためには絶対に欠かせない要因なのです。
☆鉄壁のチームワークが生まれる理由①
「自分は大切にされている」と感じられることで、
はじめてメンバーは最大限の力を発揮することができる。
つづく