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色は日常に当たり前のように存在しています。そして、意識するしないにかかわらず、私たちは色の影響を受けているのです。カラーマーケティングといっても、色の使われ方は多様で、パッケージや商品の色だけに限らず、販売促進、そして企業や人のイメージ戦略、また、商業施設や病院、美容院など様々な環境での色彩計画、そしてセラピーなど、様々な分野に及びます。ここでは様々な角度から事例を紹介し、色を付加価値として取り入れていく方法をお話ししたいと思います。

蛇の毒でアンチエイジング!?

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皆様こんにちは。
カラーコンサルタントRosaの山田美帆です。
またまた長い間ご無沙汰してどうもすみません。

ここ何年かアンチエイジングがブームになっており、多くの方が「もっと若返りたい!」「美肌になりたい!」「肌のたるみやしわをなんとかしたい!」と思ってらっしゃるでしょう。そのため「ボトックス」や「プラセンタ」などの美容注射を受けていらっしゃる方も、年々増加しているようです。
ところが、このような注射は皮膚に異物を入れるので、中にはアレルギー反応を起こす方もいるようで、私も怖くて挑戦ができません(笑)

そんな方のために、今海外セレブの間で話題になっている、「塗るボトックス」というモノが開発されました。「シンエイク」という成分で、スイスにある製薬会社ペンタファーム社が作りだしたしわ改善成分だそうです。

なんとこれ蛇の毒からできた成分なのです!!

皆様は「蛇の毒」と聞くとどんなイメージを持ちますか?蛇の毒は大きく分けて、獲物の血の凝固力を低下させて死に至らせるものと、獲物の筋肉を麻痺させるものとがあるそうですが、この筋肉を麻痺させる作用をアンチエイジングに用いることができないかと開発されたそうです。

と言いましてもこの「シンエイク」、本物の蛇の毒ではなく、蛇の毒と同じ化学元素を組み合わせて人工的に作った成分なのです。それでもこの成分、ボトックスと同じような作用で知られている「アルジルリン」の 10倍もの抗シワ効果 があり、塗って10秒でシワがなくなり、1ヶ月で52%のシワが減少する結果が出ているそうですよ!

だからヴィクトリアベッカムやトムクルーズの奥さんであるケイティホームズをはじめとした多くのセレブに愛用されているそうなのです。

最近日本でも、その「シンエイク」を使った美容液が出てきたので、早速私も使ってみたのですが・・・
やはり目の周りのシワにかなりの効果がありました。
ボトックスと言うことで、最初は「顔が引きつっちゃったらどうしよう?」と思いましたが、全く問題はなかったです。

私が使った美容液にどれだけシンエイクが入ってたかはわかりませんが、蛇の毒(と同じ成分)を美容液に使うという発想が面白いですね。

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