部下の仕事のスピードが遅い場合にはどうしたらいいのか?
部下の仕事が遅いという悩みを持ったことはないでしょうか?
私も、もう何年かずっと部下を持っていますが、この悩みから逃れたことはないです。
この悩みの解決方法を私なりに解消できてるかはわかりませんが、実践していることが
ありますので、ご紹介します。
悪いやり方
1)自分でその仕事をまきとって自分でやってしまう
もっとも有効かつ、即効性がありますよね。「あ~いいや。それ俺のほうでやっとくよ。俺のほうでやっちゃったよ。」とくにリーダーやエースといわれる人たちは必ず一回はやったのでないでしょうか。このやり方のよいところは確実に自分の納得いったものができるというところですが、デメリットとして土日もしくは深夜にブツブツ文句をいいながら仕事をしなければいけない点と、部下が全く育たないため自分の仕事ばかりが膨らむ点です。
良いやり方
1)常に早い納期を設定する
とにかく、スピードが遅い場合には時間を決めてあげることが重要だと思います。アスリートであれば、今100M11秒台なのを10秒台で走ろう!などといった目標を持ってより早くなることを目指していきますが、あれの要領ですね。14時までに出しますいわれたら、13時までに出してみてよといったりといった、少しづつ彼らの希望する納期より早い納期を設定することが大事です。
2)早いことを褒める
仕事が遅い人は単純に遅い場合と丁寧にやりすぎてしまう場合、あるいは両方の場合があります。丁寧にやる人は逆にいいアウトプットができてくることも多いのですが、とりあえずこちら側としては、バンバンアウトプットを出してもらってよりブラッシュアップしていきたいですし、徹夜でやった感全開の資料に、駄目出しをするのはかなり上司としても勇気がいるので避けたいところです。こういう場合、質はさておき、早くできたことを褒めてあげるのが重要です。丁寧にやることより、早くやることのほうが重要という仕事もあるので、特に仕事を丁寧にやりすぎてしまう子たちにはそれを認識させるのが大事です。
3)見本をみせる
悪い例と若干かぶりますが、とにかく、スピードを上司がみせることも重要です。
どうやったら仕事を早くできるのかということを、見本を見せながらこういう風に仕事をしていけばよいというのをわかってもらうと気づきがでることが多いです。
以上、イーコマース・マーケティング研究所の須永でした。