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夏目房之介の「で?」

「神様の伴走者」

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ビッグコミックオリジナル増刊「時代歴史コミック ビッグコミック1(one)」(あ~長いっ!もっと書きやすくしてっ!)07年8月2日号が届き、インタビュー連載「神様の伴走者ー手塚番ー」第12回「神様を看取った男 竹尾修」が載ってます。潮出版で、「希望の友」から「コミックトム」へと、手塚の最長連載(12年)『ブッダ』を担当し、その後絶筆の一つ『ルードウィヒ・B』まで編集長ながら担当。最後に「鉛筆でアタリを描くのが精一杯で、ペン入れは代筆になりますけど」といわれて、半蔵門病院の個室で原稿をとるという経験をした方。

〈斜め横の椅子にチーフアシスタントが座って、先生の指示を受けてましたね。控えの間には、松谷[手塚プロ]社長と奥様がいて、こちらはもう、いたたまれないですよ。先生の声は弱弱しく、でも一生懸命、何か指示を出されている。そのときの手塚先生の姿[略]というのは、一生忘れられないですね〉

このあたりは、これまでの同連載でも多分なかった場面。興味のある方はぜひ。

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