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夏目房之介の「で?」

扇子を作る

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飯田橋の日仏会館でのジャン・ルイとの質疑のあと、僕は戸越にとって返し、エッグファームズでの「扇子を作る会」の準備。書の練習をして、扇子を書くというのを3年前にもやったのだけど、それを再びやろうという企画で、今回はたまたま上京中の古川師匠(書の会の師匠だったのだが、突如郷里の佐賀に引っ越してしまい、弟子はそのまま置き去りになった)も参加。僕の元奥さんも参加して、けっこう盛会だった。

Photo 制作中のまちこちゃんと、佐藤さん。

Photo_2 「涼風」を書き上げたキミさんと、

制作中の古川師匠、

及び彼の連れてきた女性。後ろの小川さん。

Photo_3 紫陽花を描いているアオキさん。

Photo_4 「蚊取り線香」をあきらめ、

「巻貝」と悪戦苦闘する小川さん。

珍しく、最後まで完成しなかった。いつも誰よりも早くできるのに。

Photo_5 元奥さんも制作中。

「うしろ姿の しぐれてゆくか」

種田山頭火

カナ文字なので、扇子はなかなか難しい。

Photo_6 夏目制作中。

いくつも作ったけど、

これは古川師匠のもってきた扇子に、

骨の上からそのまま李白の詩を書いている。

Photo_7 完成でござる。

あ、まだ落款を押してないが。

Photo_8 お手本制作中の師匠。

ちなみに師匠は、今五島美術館で開催中の

副島種臣展」の仕事で東京にきている。

Img_1534 師匠、寸評中。

追伸

07513

夏目房之介(不聞房)作。

これを扇子にしてもらうつもり。

07513_2 元奥さんの作品。

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