扇子を作る
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飯田橋の日仏会館でのジャン・ルイとの質疑のあと、僕は戸越にとって返し、エッグファームズでの「扇子を作る会」の準備。書の練習をして、扇子を書くというのを3年前にもやったのだけど、それを再びやろうという企画で、今回はたまたま上京中の古川師匠(書の会の師匠だったのだが、突如郷里の佐賀に引っ越してしまい、弟子はそのまま置き去りになった)も参加。僕の元奥さんも参加して、けっこう盛会だった。
制作中の古川師匠、
及び彼の連れてきた女性。後ろの小川さん。
「巻貝」と悪戦苦闘する小川さん。
珍しく、最後まで完成しなかった。いつも誰よりも早くできるのに。
「うしろ姿の しぐれてゆくか」
種田山頭火
カナ文字なので、扇子はなかなか難しい。
いくつも作ったけど、
これは古川師匠のもってきた扇子に、
骨の上からそのまま李白の詩を書いている。
あ、まだ落款を押してないが。
ちなみに師匠は、今五島美術館で開催中の
「副島種臣展」の仕事で東京にきている。
追伸
夏目房之介(不聞房)作。
これを扇子にしてもらうつもり。
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