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夏目房之介の「で?」

柏木ハルコ『地平線でダンス』

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『いぬ』以来、柏木ハルコって何か気になってる。そんなにイッショケンメ読んだりはしてなくて、全部きちんと読んだ作品もほとんどないんだけど、センス的に好きで、どっか奇妙な感覚があって面白いなと思ってきた。
スピリッツで始まった

『地平線でダンス』はタイムマシンの出てくるSFなんだけど、主人公の女の子が時間旅行中にモルモットになってしまう。好きな男性=事実上世界初のタイムマシンを作った男が、自分でもそれを知らず、彼女を殺してしまったと思って零落していて、モルモットの女の子は彼に自分がまだ存在していることを伝えようとしている、って話。
つまり、これから話が広がってドンデン返しとかありそうなんだけど、この作家、なぜかいつも「あ、面白そうな設定だな」「ヘンな展開で面白そうだな」と思わせながら、なかなかブレイクするまでのテンションにならない。
今のところ面白くなりそうなんだけどねー。ボカンといける何かがありそうな気のする作家だけに、しばし注目しようかな、と。

意外や、モルモット好きからブレイクしたりして(‘y‘)
http://plaza.rakuten.co.jp/moco3/diary/200703130000/

Comment(3)

コメント

ふくちゅあん2号

柏木作品ってタイトルより作家の名前が先に浮かびます。会話しててもタイトル思い出せず「ほら、あの、Hな村に迷い込む柏木ハルコのマンガ」とか(笑)。

コジューツ、鬼虫…設定は素晴らしいのに、これからかな?ってときに終わってしまいましたね。花園~は…結構続いたけど、記憶にない(^▽^;)。

柏木作品に限ったハナシではありませんが、スピリッツは初期設定の奇抜さだけで発進し、ストーリーの推進力がつかず失速、打ち切りというケースが多いような。

トロ~ロ

何か小説で読んだような気が。
とある男子がカエルに変化(カフカ?)して、池に棲むのだが、発情期にメスガエルに相手してもらえず落ち込んでいたところ、そばにレイプされたばかりの女子が来て、その彼女の部屋で飼われて恋人代わりになるのだけど、そのうち人間の彼氏が出来て、一人静かに部屋を出て行ったら人間に戻れて、カエルの恋人を裏切って出て行かれたという自責の念に悩んで、精神病者扱いされていた彼女を探し出して。。。。というストーリーだった。
以上。

Aa

それ、20年ほど前にラジオドラマで聴いたおぼえがあります。
夜の8時台にあえぎ声というのも凄かった!

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