『パッチギ』観られず『オールドボーイ』観た
日曜日、ひさびさにレンタルDVDでもみよっかな、とへろへろ歩いていったら、
戸越銀座商店街(二国~仲原街道間)のビデオ屋、今月で撤退だって。もともと品数も少ない、条件のよくない店だったので惜しくはないが、どうしたもんか。で、近所の無人貸出機のレンタル屋にいきました。
知人から井筒監督の『パッチギ』が面白くて「イムジン河」を歌いたくなるとかいっていたので、借りてみた。そしたらですね、途中まで再生して突然映像が止まり、何度かそういうことがおきた挙句、ついに動かなくなっちゃった。DVDでも、レンタルだとこういうことあるのかね。朝鮮高校に親善サッカーを申し込みにいった後あたりでアウト。
しょうがないので、そいつを返し、そうなるとやっぱり何か他の借りたいじゃない。ちょっと迷いました。
『チャーリーとチョコレート工場』(米)
ま、多分、あの映像で、あんな感じの映画だと思う。嫌いじゃないので、いつか観たいが、今でなくてもいいかな・・・・。
『アップルシード』(日)
これも同じような理由で・・・・パス。
『オールドボーイ』(韓国)
で、結局これを借りた。以前、サイト連載でも書いたのだが(『マンガは今どうなっておるのか』所収)、もともと土屋ガロン(狩撫麻礼)原作・嶺岸信明画の日本マンガが原作。04年のカンヌ国際映画祭でグランプリ受賞。で、原作は原作で面白いのだけど、しかしカンヌで受賞するお話ではないような気がしていた。事実、映画はかなり違っているとの報道だったので、ちょっと確認の意味もあり。
なるほど。設定を借りたに近い改変だが、よくできてる。ある意味、作品としては深くなってるかも。役者がいいね、じつに。ヒロインがいい。これから観る人のために、これ以上はいわない。でも、なかなかでした。