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中小企業の開発者は会社で何をしているのか

経験と知識と自信

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このところ、なかなか通常のソフト開発とゴルフ練習場システムの仕事の両立ができなくて悩んでいました。

頭の切り替えが速い人であれば、
一気に集中してコードを書き上げ、その後ゴルフ練習場の図面を描いてなどと器用なことができるのでしょうが、
生憎私はそこまで要領がよくないので、
ソフトの課題を解決するときはプログラミングに専念したいですし、
ゴルフ練習場関連の仕事のときは、その案件にどっぷりと浸かっていたいのです。

多かれ少なかれ、どんな仕事にもある悩みですが、
あまりにベクトルが違う二足の草鞋はつらい・・・

ということで、先日プログラマ社長に相談をしたのでした。

その場では、
「種田君は経験と知識があるのだから、課題で突破しなくてはならないようなところをやって、後は他の人に指示をだして任せたりすればいいのではないか。」
というようなアドバイスを受けました。

立場で言えば、製品開発関連の部長を任されているので、その通りなのですが、
「経験と知識って言ったって、まだまだ若いし、もっと難しいソフトの課題に取り組んでたくさん経験したい!」という気持ちもあったり、少し複雑な気分でした。
そう感じてしまうのには背景があって、
このところゴルフ練習場システムの比重が高く、ほとんどコードを書いていないので、
いざコードを書こうとすると、結構行き詰まってしまうのです。

例えば、通信プログラムの疎通確認用のダミーなんかであれば、プロトコルの複雑さにもよりますが、以前なら30分程度で作れてレベルのものに、
1時間くらい悩んでしまったり、自分としては結構ショックでした。

そういう場面に遭遇すると、どんどん自信がなくなってしまうものです・・・

そんな中、今日はアセンブリ言語で書かれたソースに手を入れる必要があり、少しやってみたところ、意外と簡単に手直しができました。
なるほど、他人から経験と知識があると言われるのには、根拠があるのだなと思い少し自信を取り戻せた気がします。
今ではこういうニッチなこと?は、経験がある人じゃないと簡単にはできませんからねぇ

やればできるということを実感すると、自信は戻ってきます。
要するに、悩むくらいならできることをやれということですね。

自己解決のまとまりのない文章ですが、そういうことなのだと思います。

 

 

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