組織と人のリノベーション
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本来、リノベーションという言葉は建築や建設の分野で使われることが多いのですが、当社は、『組織と人のリノベーション』という言葉を使って組織改善提案を行っています。
そもそも、リノベーション【renovation】という言葉は、刷新する・改善する・修復するという意味になります。
組織と人をリノベーションするとは、どういうことになるのでしょうか。
企業の組織活性化などの支援を行っていると、外部環境の変化に対応できずに困っている企業が多いのに気づきます。
その外部環境の変化に適応した組織や人材を作り出していく部分を当社ではリノベーションと呼んでいます。
昔は十分に機能していた組織、今まで会社を支えてきた人材、これらを新しいビジネススタイルに適応できるように変革していくのが仕事になります。しかし、単純に変革させるだけではなく、以前よりも魅力的な組織、人材に変革していく必要があります。
ＩＴを導入する部分は当社では組織のリフォームに近いのではないかと考えています。時代のビジネススピードに対応するためにネットワークを導入した。電子入札や調達に対応するために電子認証システムを導入したなどの事例も組織のリフォームの領域ではないでしょうか。
では、組織と人のリノベーションでは？
ＩＴが導入されると情報の流通量が増えますので、その情報の組織での活用レベルをあげる必要がありますし、その活用する過程の中で自立した社員を育成するための仕組みを作る必要があります。
ＩＴ関連のシステム導入という組織のリフォーム工事が終わった後に、組織が市場に提供できる付加価値を高めるなどのリノベーション作業を行うことで効果が出てきます。