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「蕎麦に海苔がかかっていない」と駄々をこねる男の子を見て、我が身をふり返りました

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先日、ある蕎麦屋に行ったときのことです。

隣の席に60代のご夫婦・30代の娘・4歳くらいの男の子、という4人の家族連れがいました。

その男の子がぐずっています。

どうも、いつも自宅で食べる蕎麦には海苔が乗っているのに、この店では海苔が乗っていないので、「これ、いつものと違う」と言って駄々をこねているようです。

蕎麦屋の女将さんが「仕方ないわね。今日だけ特別よ」と味付け海苔を細かく切って出してあげていました。男の子はこれで少し機嫌が直ったようです。

 

微笑ましい光景ではありますが、ここでちょっと思ったこと。

 

大人の私たちから見ると、この男の子の悩みは本当に小さいことですよね。恐らくこういうことで悩む大人はいないはずです。

しかし私たちが日々悩んでいることは、もしかしたら、もっと上段者の方から見てみると、この「蕎麦に海苔が乗っていない」と駄々をこねている男の子と変わらないレベルに見えているのかもしれない。

そしてそういう上段者の方は、微笑みながらそうやって悩む私たちの成長を見守っているのかもしれない。

そんなことを思ったりしました。

 

 

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