9月末、『朝のカフェで鍛える 実戦的マーケティング力』を出版します
このブログで時々紹介したり、Twitterで時折つぶやいていたりしましたが、2冊目になる本、
『朝のカフェで鍛える 実戦的マーケティング力』
いよいよ9月末に、秀和システム様より発売されることになりました。
この本は30代から40代のマーケティング担当者や商品企画担当者向けに書いた本です。
世の中には、初心者には敷居が高く、実務でのイメージが今ひとつ湧かないマーケティングの本が結構あるのではないでしょうか?
また、多くはマーケティングの本は消費者向けです。しかし、実際には多くの企業は法人顧客に対してビジネスを行っています。
分かりやすく法人向けに書かれたマーケティングの本を求める潜在ニーズは高いものの、そのような本は世の中にはほとんど存在しませんでした。
本書は、このようなニーズにお応えするものです。
中堅の法人向けソフトウェア会社で商品企画を担当することになった「宮前久美」という30代の女性が、大学院でマーケティングを教えることになった叔父の「与田誠」から、朝のカフェでコーチングを受けながら、仕事を通じて成長していく物語です。
主なマーケティング理論についても、図を使いながら、与田誠が解説していきます。内容的にはMBAの入門レベルです。
以下の章から構成されています。
・1 あこがれの商品企画部へ異動!
・2 実は顧客が見えていなかった!?
・2-1 ウチの事業って、何だろう?
・2-2 ライバルの分析だけでは不十分
・2-3 絶対ではない数字
・2-4 差別化のカギは、バリュープロポジション
・3 見えそうで見えない顧客
・3-1 ショック!顧客第一主義のウチが、価格が高いライバルに負ける
・3-2 業界1位のライバルに価格勝負してはいけない
・3-3 歯医者さんから、「顧客にとっての真の顧客価値」を学ぶ
・3-4 顧客が見えると、全てが見える
・4 製品を生み出すのに、走り回る
・4-1 他社がわざわざ商品を売ってくれる理由
・4-2 実はとても怖い値引きの誘惑
・4-3 広告で目立てば勝ち?
・4-4 なかなか売れない、大反響の新商品
・5 本当の原因を見極めて、売れない壁を突破せよ
・5-1 対症療法では、問題は解決できない
・5-2 売れていないのは、売っていないから??
・5-3 事実が語ってくれること
・5-4 問題の本質に迫る、そして…
・あとがき
・本書で紹介しているマーケティング理論のまとめ
・さらに深くマーケティングを理解するための30冊
ベースになったのは、昨年の同じ時期に上梓した
ですが、新しい考え方をかなり取り入れ、ストーリーも全く組み替えました。
出版されましたら、また当ブログでご紹介いたします。
時期を見つけて、このブログで、時期を見つけてどのように本書が生まれたのかを順を追ってご紹介していきたいと思います。