失業の不安を感じ、希望の持てない40歳代が急増中!?
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40歳代のビジネスマンが元気がないらしい。(特に男)
大企業、中小企業を問わず、お客さんのミーティングに参加しても、発言するのは30歳代の若手や女性、あるいは50歳代の管理職というケースも少なくなく、会合や交流会でも、言われてみれば元気がない40歳代が目立つ。
連合総研が2010年4月に実施した「第19回勤労者短観」によると、40歳代のビジネスマンは、34.4%もの人が自分自身の失業への不安を感じているという。
私など大手企業社員から見れば失業しているみたいなものなので、失業不安などは超えていて、失業不安というより仕事があるかどうかが常に問題なのだが。
確かに40歳代ともなるとキャリアの先が見え、だいたいこんなもんかとあきらめに似た境地になるのもしかたがないかもしれない。売り上げも上がらないし、給与も上がるどころか下降を続けている人も少なくない。
実際に私の周囲でも、ぼやきとため息ばかりの40歳代もいる。
とはいえ、このままでいいわけがない。常に仕掛け続けることにしか活路があるはずもない。
これまでが恵まれすぎたのだ。企業が手取り足取りの教育を与え、退職を恐れ、社員に気を遣う時代はもう終わったのだ。
元気のない40歳代はそうした幻想から離れられないのだろう。
先日も65歳の社長さんから「お前がやれ!」と檄を飛ばされた。
60歳代の社長さんたちが血気盛んにがんばっているのにもかかわらず、指くわえて待っている暇も余裕もない。
40歳代もあと1年半で終わりだが、さすが40台と言われるような仕事をしたいものだ。
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