スマートフォンはe-Learningでしょ。
スマートフォンをマーケティングに活用するには?を考えると、シェアや手間の問題がいろいろ出てくるが、社内での活用に目を向けると、いくつか思いつく。
ひとつが、e-Learning。
スマートフォンはまさにe-Learningに向いているデバイスだと思う。
e-Learningは、一時期「次代の・・・」なんてもてはやされたが、実態的には今ひとつの浸透度だ。
かつてよりは価格帯的にも取り組みやすくなってはいるものの、トレーニングとしての費用対効果を考えると、当初想定されていた普及とは、かなりかけ離れたものになっている。
コンテンツの問題や、講師とのコミュニケーションの問題、場所の問題(デスクにいなければならない)、音声の問題、もっとも大きいのがコストの問題などなど、超えるべき障害がいくつもある。
その点、スマートフォンはいい。
何よりもPCの前に座ってなくていいのだから、これは便利。
Androidは検索量が目当てなのと、メーカーによって機能が変わるのでなかなか標準化が難しいかもしれないが、今はぱっとしないWindows MobileもオフィスドキュメントやExchangeとの親和性はバツグンだし、iPhoneに至っては、ソフトバンクが第6回日本e-Learning大賞の総務大臣賞を「次世代モバイル・ラーニングによる大幅なコスト削減」として受賞しているぐらいだからコスト面での優位性は間違いないだろう。
e-LearningがMobileとなると、これまでのe-Learningのありかた、考え方、はたまた能力開発戦略全般へと与える影響は相当でかい。
チャンスかも。