メモ:「情報伝達にとにかく時間がかかる社会になった」らしい
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ミステリィ作家の森博嗣さんによると、現代は「情報伝達にとにかく時間がかかる社会になった」そうです。
森さんのサイトMORI LOG ACADEMYの
http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2007/10/index.php
10月17日の記事「ネット視聴率の低下」によると、森博嗣さんの小説『スカイクロラ』が、押井守監督によってアニメ映画化されるというニュースは6月に発表されたものなのに、4カ月たっても、いまだに、このニュースに「びっくりした!」とブログに書いている人がいるそうな。つまり、「ネットでは、情報はじわじわと広がる」というわけです。
ここから先は、私の意見ですが、おそらく
◆TVで取り上げられる→インターネットで話題に→ふたたびTVで
という流れか、あるいは、
◆インターネットで話題→TVでとりあげられる→さらにネットで話題
という2つの循環があって、このどちらからもこぼれてしまった情報は、運が良ければ数カ月かかってじわじわと広がり、運が悪ければ、そのままネットのゴミ(違う言い方をすると「ロングテール」)になってしまうのではないかと思います。
たとえば、私は「沢尻エリカ」という女優については、まったく知らなかったのですが、例の舞台挨拶騒動のおかげで、彼女と、主演映画『クローズド・ノート』を知ったわけで、結果からみれば、いい宣伝になったんだと思います。
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