Pixar: 20 Years of Animation
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イースター休暇は、どこにもいかないつもりだったのですが、ついふらふらとロンドンのサイエンス・ミュージアムで開催されている"Pixar: 20 Years of Animation"に行ってしまいました。
これは、今年2月までニューヨークの近代美術館(MoMA)で行われていた展示を、そのままロンドンに持ってきたもので、アニメ・スタジオのピクサーの創立20周年を記念したものです。
ただ、ちょっと気になったのは、創立20周年とはいうものの、展示されていたのは、『トイ・ストーリー』や『インクレディブルズ』など、ここ数年のCGアニメに関連するものが、ほとんどで、スタジオ創設初期に何をやっていのかが、今ひとつわからなかったこと。
また、粘土で作ったキャラクターを回転する台の上に乗せて、そこに点滅させたライトをあてて動いているように見せる「ゾートロープ」の展示が、ジブリ美術館にあるトトロのそれと、同じようなデザインだったこと。
この展示には、イースター休暇中だったおかげなのか、かなり多くの人がきていて、まだ外は肌寒いのに、場内は汗をかくほどの暑さでした。イギリス人は、アメリカ製のキャラクターは、あまり好きではない、というか、嫌っていて、ミッキー・マウスをロンドンで見かけることは、ほとんどありませんが、ピクサーのキャラクターは、抵抗無く受け入れているようでした。
ディズニーがピクサーを買収した理由は、このあたりにあったのかもしれませんね。
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