やさしいビジネス英語-2
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就職した私は最初は資材購買に配属、希望した営業部はなおのこと、海外営業などは遠い話でした。貿易学科にいたのに、FOBの何たるかもよくわからなかったのです。
そんな私が、27歳になるときに海外営業部へ行きたいと異動願いをだし、半年はかかりましたが、認めていただきました。やった、これで海外へ行って仕事ができる、今でいう異文化コミュニケーション(すいません、ぱくりです)ができると喜んだものです。
ところが、読み書きは何とかなるだろうと、高をくくっていたのですが、Fax(当時)で仕事などとてもできるものではありませんでした。それくらい英語力がなかったことと、ビジネス英語ができなかったのです。
当時英語教室などはほとんどありませんし、時間も夕方なんてとても外出できないほど、仕事が詰まっていたものです。お金もありませんでした。
TOEICを受けろといわれ、受験したところ530点と600点も超えないのであれば出張なんでさせられん。英語もできないのに何で海外営業に来たんだ!と上司のお叱りは舞い地にでした。
そんなとき、出会ったのがやさしいビジネス英語でした。当時、M&Aや貿易などの話題など自分の興味のある分野であったこともあり、1ヶ月のテキストが280円という破格な値段でもあり、まずはじめてみたのです。
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