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【全くの雑談】相撲八百長問題に思う

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全くの雑談なんですが、Twitterに書くにはスペースがないので。

私は相撲は全くと行って良いほど興味がないのですが、最近の相撲八百長問題で思い出したことがあります。

私はプロレスは昔から好きだったんですが、かなり昔の米国の新聞でプロレスラー(たぶん、ダニースパイビーだったと思いますが記憶があやふや)がインタビューを受けていて、"Is professional wrestling real?"と単刀直入に聞かれた時に、"Yes, the skill is real."と回答していました。

これは、プロレスの本質を表した名回答だと思います。100キロを越す大男が一生懸命スキルを磨いて超人的な運動神経を見せてくれるという点で、筋書きが決まっているとかそういう話とは関係なしに価値のあるエンターテイメントだということです。

相撲だって力士が体を鍛えているのはリアルな話なので、試合が見ておもしろければ勝ち負けがあらかじめ決まってようが関係ないと個人的には思う(もちろん、明らかに手抜きとわかる試合では困る)のですが、そうはいかんのでしょうね。相撲の八百長裁判で力士が「技術は本物です」などと回答したら暗に「試合は八百長です」と言っているようなものなので大失言とされてしまうでしょう。

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