サービスをしないというサービス「ノンサービス」
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相変わらず、北海道です、こんばんわ
一人シリコンバレー男@工藤でございます。
札幌で働いておりますとやはり入ってくる情報の傾向が
かわってきており、少しばかりIT系のアンテナの効きがよくありませんが、
それでも変わった価値観を見つけるとついついブログのネタになるかも?
と目を付けたのが一風変わった旅館の案内文。
某旅館のホームページにこんなかわった案内文がありました。
当ホテルでは、お客様にお気兼ねなくおくつろぎいただくため、客室へのご案内・ご挨拶にお伺いしないノンサービス制を採用させていただいております。(一部宿泊プランを除く)
ご滞在のお時間をどうぞごゆっくりとおくつろぎくださいませ。
ビジネスホテルなどでは当たり前ですが、
それなりに高級な旅館にもかかわらず、
「お客様を案内せず、挨拶に伺わない」
という「旅館の常識」的な部分をあえて排除することで、
お客さんの「顧客満足度」があがるという考え方に少しばかり衝撃を覚えました。
こうした例はもしかしたら日常にまだまだ眠っているかもしれません。
例えば、以前は、メーカーPCと言えば、ほとんどのPCにおいて、
様々なソフトがプリインストールされ、その本数がウリとなる時代がありましたが
基本OS+少量のユーティリティソフトで提供するメーカーPC
のユーザーのニーズがあがったりしてもきました。
「フルサービス」ではなく「サービスの取捨選択」を行うことで、
新しい顧客満足を作る、これはオンラインのサービスにも適応できる、
ある種の定理かもしれませんね。
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