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憂鬱になってる場合じゃなくて「しあわせの雨傘」の話

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今年の梅雨入りは例年より早く、今日も雨ですね。そして台風の影響で各地では大雨のようです。朝起きて雨だとちょっと憂鬱になりますね~。そんな6月になるだろうと思い5月頃に家の近くの古ーい映画館でこんな映画を観ました。

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2010年に公開されたフランソワ・オゾン監督の映画です。『シェルブールの雨傘』のヒットで世界的スターの座をつかんだカトリーヌ・ドヌーヴという大女優が出演しています。あらすじはスザンヌ(ドヌ―ブ)はお金に不自由のない優雅な日々を過ごす『お飾りブルジョア主婦』。雨傘工場の経営者で横柄で浮気性の夫ロベール・ピジョルがある日心臓発作で倒れてしまい、そんな夫に代わり落ち目の傘会社を立て直していく映画です。"自分も他人も心地よく"という明るく優しい性格で従業員たちの心を掴んでいき自然体の経営手腕で傾きかけた工場を大盛況にさせる人生賛歌サクセスストーリーです。夫の代わりに雨傘工場を任されたことで新しい生き方を見出していく何ともドラマチックでコメディーのような映画です。まずこの映画の素敵なポイントからご紹介していきます。

音楽も美術もファッションも色彩が華やかで可愛くって、素敵。

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予告はこちらから【動画】http://www.youtube.com/watch?v=0SZiAx5_aUE
公式サイトはこちら【HP】http://amagasa.gaga.ne.jp/


なんといっても話がフランスコメディで軽快、コミカルです。さらには登場人物のセリフのなかにフランスの政治家の暴言・迷言が多用されている部分があるそうです。「働けば働くほど金が儲かるのだ」というセリフは、サルコジ大統領の言葉。他にも現社会党員のロラン・ファビウスがセゴレーヌ・ロワイヤルを揶揄した言葉などフランス人にとっての皮肉が笑いを誘うんだそうです。まぁ、そこを加味して観ている高度な日本人は多分いなかったと思いますが(笑)監督はブルジョワ家庭の構図を風刺して最終的には女性の解放、という内容で「フェミニストの視点を持ったもの。これは女性が自分の居場所を見つける物語で、現代にも通じる普遍的なテーマ」と語っていたそうです。とにかく、雨が降り続いてなんとなく憂鬱な時には気分をスカっとさせて仕事を張り切ってやろう!という気持ちにさせるかもしれません。ちなみに最後はズッコケそうになるほどベタです。(笑)そこもご愛嬌です。


この画像は公開時にプロモーションで来日した時の「徹子の部屋」です。なんかもう、どこから見てもなんかすごい組み合わせ!

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そして、7月2日にDVDが発売されるようです。(あ、なんかとっても宣伝ぽいですけど私、この作品PR担当してませんのでw)
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パンフレットは劇場でノリで購入しちゃいました。

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どこかとコラボして限定の傘とか作ってDVDとセットで販売したら面白そうなのに☆映画の中に出てくる傘はめちゃめちゃ可愛かったですよ。それだけでも観る価値はありそうです。むしろあれを売って欲しい(笑)私の会社の先輩でも雨の日の傘がとっても色が鮮やかだったりしててそれだけで素敵なビジネスパーソンですよね~。さっき別の先輩に会社で折りたたみ傘をプレゼントした記憶があったので使い心地を聞いてみたら折りたたみは営業さんには向いていないそうです(苦笑)傘って奥深い~。そんな、傘と経営の映画のおはなしでした。今年はとて~も暑いので今だけの雨の日の仕事も楽しく乗り切りましょう~!

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