両親と館山旅行
我が家の子供達が大きくなってから、両親と年に1回くらいは旅行に行くことにしてきました。結構歳を取ってきましたし、両親への恩返しができればと言うことで。昨年はちょうど旅行の直前に父が体調を崩してしまい中止しましたが、今回はばっちり。
私は前日突然の京都出張だったりでしたが、両親にはノンビリしてもらおうと、私の車を出して運転は全部私が担当することにしました。梅雨の時期で天気が心配でしたが・・・
途中で土砂降りになったりしましたが、館山の保養所に到着した時点で晴れ!良い眺めです。この保養所は父のお気に入りでしたが、今年で終わってしまうようで、その前にということでここにしたのでした。
3人ですが部屋はとても広く、部屋風呂も立派です。大浴場ももちろんあるのですが、父は部屋風呂も気に入ったようで、何度も入っていました。
少しノンビリしてから、私はランニングへ。館山でのランニングは以前もやっているので、前回と同じく洲崎灯台に向かいます。それなりにアップダウンもあるのですが、海を見ながらのランニングは気持ちがよいです。
洲崎灯台はこの先にある野島崎灯台と違ってとても質素で、あまり観光地っぽくないのがよいですねぇ。
保養所はこの方向のずっと先で見えません。夕食の時間まで余裕がないのでとっとと帰ります。
6.24kmを34分55秒で、平均時速10.7km/h。484kcal消費しました。
部屋に戻ると母はスケッチを1枚仕上げたところでした。
運動した後は食事もお酒も美味しいのですよねぇ!両親は私よりお酒が強いくらいなので、いきなり3種同時飲み・・・。
食後はカラオケしながらさらに飲んで、気分よく寝たのでした。
さて、2日目は天気が悪い予報ですが、午前中はなんとか持ちそうなので、7時に食事を済ませ、まずは車で洲崎灯台へ。走ると遠く感じないのですが、車だと不思議とけっこう遠いのですよねぇ。両親もこの灯台の素朴さは気に入ったようです。
母は早速その場でスケッチ。下書きだけして、次は・・・
館山城へ。私は何度か来ているのですが、両親は初めてだったようです。
立派な望遠鏡が無料というのがすばらしい!
館山城は公園になっていて、梅園や孔雀園など、散歩しているととても楽しめるのです。
白鳥はなぜかサービス満点で、羽を広げて楽しませてくれます。私が通っていた小学校では孔雀を飼育していたのですが、そう簡単には羽を広げてくれなかった気がするのですよね〜。
お昼は少し贅沢をしてお寿司屋さんへ。年寄り三人なので余り量を食べないだろうと、久しぶりにちゃんとした(?)寿司屋です。ここには子供が小さい頃に何度か来ていて美味しいのは分かっているのですが、子供が大きくなると量を食べますからねぇ。。
散歩と食事で満足し、保養所に戻りました。戻った時点では土砂降りだったのですが、少しノンビリしていたらやんだので・・・
私はまたランニングへ。今日は時間があるので、ノンビリと洲崎灯台より先に向かってみました。途中小雨になったりしましたが、洲崎神社を見つけたので寄ってみることに。車だと通り過ぎてしまうような寄り道を楽しめるのがランニングですね!
結構な階段です。お金は一切持ってこなかったのですが、一応お参りに登りました。途中までハイペースで登ったのですが、バテたので最後はトボトボと。。
海が近いです。
もう少し先まで走ろうと思っていたのですが、案内を見ると、洲崎ウォーキングマップのコースが楽しそうなので、海側に行ってみることにしました。
太平洋です。天気が良ければ・・・と思いましたが、晴れてたらかなり暑くなって走るには辛そうですね。
漁港にはたくさん船が泊まっていました。
ちゃんとこまめに道案内があるので、どこかのサイクリングロードと大違いなのですが、結構細い道ばかりでビックリです。
今回の旅行で3度目の洲崎灯台・・・。さすがに登らずに通過。
10.47kmを1時間15分36秒、平均時速8.3km/hと、写真を撮ったり寄り道が多かったのでマッタリペースですが、919kcal消費です。ちなみに、今回はウエストポーチを忘れたので、2日ともスマホは手で持ったまま走ったのでした!
部屋に戻ると、父は風呂に入って布団で読書、母は外を散歩しながらスケッチしてきたものを仕上げていました。こういうノンビリした旅行がいいのですよねぇ。若い頃の両親は次々見て回ったりで、全然ノンビリしてませんでしたから・・・。
運動した後のお酒は最高ですねぇ!
なんでもやってみるタイプの母とビリヤードを楽しんで、2日目も楽しい一日でした。
最終日はお昼まで部屋でノンビリして、昼食を食べてから出発。この保養所での写真はこれで最後ですねぇ。。
帰りは市場などに寄って海産物のお土産を買ったりしながら戻りました。
両親との旅行は、子供が小さい頃にも何度も行きましたが、やっぱり子供が中心の旅行になってしまったり、両親もまだ若かったのか、一緒にノンビリというよりは、自分たちでいろいろと寄り道して夜だけ一緒、という感じでした。ようやくこの歳になってゆったりした旅行をできるようになった気がします。この先何年こういう旅行が楽しめるか分かりませんが、お互い元気なうちにたくさん一緒の時間を作っておきたいと思うのでした。