万年筆の話題の続き:モンブランの再分解など
意外と(?)万年筆の話題も一部で盛り上がりましたので、続きを・・・
前回壊してしまって何とか直したモンブラン144ですが、やっぱりインクの出がまだイマイチという気がするので、再び分解しました。
拡大すると、フィンの間に汚れがまだまだ残っていました。モンブランのブルーブラックインクはなかなか強烈に固まるようで、超音波洗浄機やクリーナー液を使ってもこのくらい。
もう一度分解したら、予想通りまたインクフィーダーの接着部分が取れたので、再び接着中ですが・・・
前回はエポキシが一応固まったくらい(数時間)で組み立ててしまいましたが、今度は一晩放置して、完全硬化してから組み立てました。
ところで、先日社内で万年筆といえば、「安い子供用の万年筆が人気だそうで」とメンバーに言われ、「どんなやつ?」と聞いたら「kakuno」というものですと教えてもらったのですが・・・
パイロット製で、インクも普通のパイロット万年筆用カートリッジが使え、コンバーターも別売りですが使えます。ペン先もかわいい!
安い万年筆は大抵書き心地が硬くてざらついている印象があったのですが、kakunoはとても滑らかで良いですね。グリップが三角形なのも子供の持ち方矯正にもなりますし、とてもいいです。
子供だけでなく、女性にも人気だそうですね。安いので何本か買ってインクの色で使い分けたりもできます。
インクの色を使い分けやすいペンといえば、ガラスペンがあります。
香り付きインクとお揃いでルビナート製を安く見つけたので買ってみました。ガラスペンはティッシュで拭くだけでもほぼインクを落とせます。
ペン離れ、本離れの時代ですが、昔から、「書くことで覚える」と言われますし、頭の活性化にもやっぱり良い気がします。字が下手で恥ずかしい思いをすることも多いので、たまにはペンを使って練習しておきたいものです。。平安時代なら文字で人柄まで判断されていましたしねぇ・・・