オルタナティブ・ブログ > プログラマー社長のブログ >

プログラミングでメシが食えるか!?

得な性格?

»

私が自分で得をしていると感じることの一つが「私が好きなことを相手に覚えてもらっていることが多い」ことです。

まじめな例から言うと、30歳を過ぎて受託開発を始めた頃に、ネットワークプログラミングが好きになり、「ネットワークプログラミングが好きだ」ということをアピールし続けたところ、「小俣さんといえばネットワークプログラミング」と周りに覚えてもらえ、ネットワーク関連の相談が増えて、ますますネットワーク関連に触れる機会が増え、いまでもそれでメシが食えています。

タイに行き始めてはまった料理が「ガパオ」でした。日本でもタイでもとにかくガパオを食べて、ガパオ好きということをアピールし続けたところ、タイの代理店さんも、タイ人のお友達も、私の顔を見ると「ガパオ食べる?」と言いたくなるくらいに(ほんとうかな?)なった感じです。

20131209_230814

さらに、バンコクに出張で行くと、毎回、バンコクの代理店の方から「ゴルフご一緒しますか?」と誘っていただけます。ゴルフは始めたばかりで下手くそですが、やってみれば楽しいもので、「ゴルフがやりたい!」ということをアピールして楽しそうにやっていると、声をかけてもらえるようになり、ますます楽しいですし、交流も深まります。「下手だけどお付き合いだから仕方なくやってます」と思われるよりはるかに得だと思うのです。まあ、損得以前に、実際に好きなのですけどね。

今日は帰宅すると、妻のお友達の方から、私にお歳暮?

G1

G2ゴディバです!

私はチョコレートが大好きだと言いまくっているので、妻のお友達まで覚えてくれているのですねぇ・・・。

自分が好きなことを覚えてもらうことは、プレゼントをしてもらえるから得、ということが言いたいのではなく(もちろん、うれしいのですけど)、そうやってはっきりした特徴があることで、覚えやすいということが良いことだと感じているのです。

逆の立場で考えれば、好きなことがはっきりしている人を相手にするときには、「その話題を出せば乗ってくる」「プレゼントも選びやすい」など、つきあうときにも楽なのです。何が好きなのかはっきりしない人の相手をするのは気を使います。何の話をしても興味なさそうにしている人より、好き嫌いがわかりやすい人の方が付き合いやすいものでしょう。

さらに、こだわりが強い人は、大抵頑固で譲らない人が多い気もしますが、私は意外と適当なのか、相手に甘えてしまうことが多いのだろうな、と思っています。世話好きの人は、頼ってもらうとうれしいものらしく、「ここまで甘えちゃって良いのかな?」と思いつつも、厚かましく頼ってみると、喜んで対応してもらえることが多い気がします。世話をしてくれた人としては「少し貸しを作ったのだから」と逆に何でも言いやすくなるでしょうし、隙を見せないよりも、弱みをどんどん見せちゃう方が親しみを持ってもらえることが多い気がしています。

ゴルフもいつもバンコクで下手な私と一緒に回っていただきながら、いろいろとアドバイスしてもらえていますし、バンコクの仕事でご一緒している方には、今年の夏に無理を言って、息子と二人で海に連れて行っていただいたり、ホームパーティーを開催していただいたり、すっかりお世話になってしまいましたが、ますます親しく仕事も進められています。

この歳になると、仕事を通じて新しく知り合うことがほとんどになりますが、こんな感じで、好きなことがはっきりしていて、相手の方が得意そうなことはどんどん頼ってしまう性格のおかげか、「小俣さんの人柄で製品が売れているんですよ」とか言っていただけることもあり、うれしくもこっぱずかしくもあるのですが、得な性格なのだろうと思うようにしています。子供の頃は、弱虫で根暗で引っ込み思案だったのが、よくここまで変わることができたものだと思いますが、素敵な人とたくさん知り合えて、楽しい人生になれてよかったと思っています。

Comment(0)