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プログラミングでメシが食えるか!?

ぶち切れないこと

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このところ、仕事は実に忙しい上に、家庭でもさまざまな問題が起きていて、頭が疲れ切っている感じなのですが、こんな時に注意しなければと考えていることがあります。

「ぶち切れないこと」

私はもともと他人に腹が立つことは少なく、そのあたりは何度かブログに書いた気もしますが、基本的には「相手に求めすぎない」からだと思っています。「相手はこうしてくれるはず」「相手はこう考えてくれているはず」と、相手に期待するから、そうでないときに腹が立つものです。もともと、「相手もこう考えてくれていれば儲けもの」くらいにしておけば、駄目でも当たり前、多少でも良ければ「うれしく」なります。

こんな考え方をしているので、あまり他人の問題で腹が立つことはありません。が、全然腹が立たないわけではないのです。「自分のことに腹が立つ」のです。

自分のことは自分が一番良くわかっていますから、「このくらいの時間でこの作業を終わらせられるはず」「今週中にこういう状態になっているはず」と、自分に関することを考えます。ところが、実際はさまざまな割り込みや障害が発生し、想定通りに進まなかったりします。他からの割り込みは仕方ないとしても、自分の能力不足で引っかかると頭にきます。

さて、「自分」と「他人」の間で、一番中途半端で難しいのが、「家族」のことでしょう。自分ではありませんが他人でもありません。自分のことなら自分で努力できますが、自分が努力しても家族を変えるのは結構大変かもしれません。もちろん、他人のように「駄目なら仕方ない」ではすまないことも多いのが家族です。

我が家にも、年頃の子供が二人いますので、家の中は問題だらけです。さらに、当たり前ですが、私と妻の考え方も違います。生まれも育ちも違うので当たり前ですね。他人のことなら、冷めた対応で流せる私でも、家族のことで流すわけにはいきませんし、自分のことのように簡単に腹を立てるわけにもいきません。

私自身が子供だった頃を振り返れば、親に対して実に失礼なことをたくさんしてきました。でも、当時は自分なりに精一杯だった気もします。今、私が子供達を見て、「なにをバカなことをしているんだ・・・」と感じたとしても、子供達は一生懸命なのかもしれません。

まだ私の方が子供達より筋力もありますから、ぶん殴ることも投げ飛ばすこともできるでしょう。でも、それで問題が解決するとは思えませんし、失うものが多いだけでしょう。

ただでさえ仕事で頭の中が一杯一杯の状態で、一番心配なのが、「家庭でぶち切れてしまうこと」です。ぶち切れるのは簡単ですが、それによって失ったものを取り返すのはとても大変です。深呼吸して、いつものように「冷静に落ち着いて」と心がけなければなりません・・・。

結局、自分に向けた内容だけになってしまいました。。

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