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プログラミングでメシが食えるか!?

心が折れそうでも、仲間がいれば投げ出せないもの

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ブログでは、毎日好きなことをやって、ほっつき歩いたり、仕事もうまくいっているようなことを書いていたりすることが多いので、脳天気で悩みなどないように見えるかもしれませんが、こんな私でも心が折れそうになることも結構あります。

ちょうどこのところ、ある製品を実環境に設置してもらって評価していただいているのですが(もう1年以上あちこちでやってきましたが)、あれこれ問題が立ちはだかり、苦労しています。

先日も書きましたが、自分が作った部分で問題が出るのはマシなのです。さすがに1年以上様々な環境で評価してきたり、疑似環境でも確認を続けているので、自分が作った部分での問題はほとんど解決してきましたし、完璧な解決が難しいところは安全対策を取ったりしてきました。すると今度はOSで問題が出たり、ハードウェアで問題が出たりするのです。もう本当に「呪われているの?」と思いたくなるくらい。。

こんなときに辛いのは、問題が出て苦しいとか、自分が振り回されて忙しいとかではなく、一緒に頑張っている方々が嫌な思いをしてしまっているのでは・・・ということなのです。自分が嫌な思いをするのは自業自得ですから全然問題ないのですが、仲間にまで迷惑をかけてしまうのは本当に心が痛くなります。

一人でできる仕事などほとんどありませんから、多くの場合、たくさんの人を巻き込んで仕事を進めます。できて当たり前の仕事はともかく、チャレンジングな仕事の場合は、自分を信じてもらい、自分に賭けてもらうような感じで一緒に動くことになります。自分を信じてくれた人を裏切るようなことが一番辛いものなのです。

さらに、チャレンジにはネガティブな力が必ずぶつかってきます。保身的で保守的な考えの人たちと衝突するわけです。これも心が折れそうになります。

でも・・・

創造的な仕事の多くは、産みの苦しみを伴います。難易度の高い仕事ほど苦しいものです。一人でやっていたら、壁が立ちはだかるたびに、簡単に「もう駄目だ、やめた!」となってしまうかもしれませんが、仲間がいるとそう簡単に投げ出せないものなのです。仲間のためにも頑張らねばと思えるわけです。

まあ、そんな産みの苦しみをとことん味わっているところで、心が折れそうになっているのですが、一緒に頑張っている心強い仲間達がいるおかげで投げ出せません(^^)。そして、多くの苦しみは、過ぎてみると笑い話にできてしまう程度に感じるものです。マラソンやヒルクライムでも、苦しんでいる最中は死にそうだと思っていても、ゴールしてみれば「もう少しがんばれたよな・・・」と思うのに似ている感じでしょうか。

ということで、弱音を吐いているのだか、なんだか良くわからないないようですが、ゴールテープを切る姿を思い浮かべながら頑張らねば!

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