新卒採用の公募を再開
ここ数年、当社では新卒採用の公募をしていませんでした。が、学生さんの方から売り込みがあり、実際には毎年1名くらいは採用していました。自分から売り込んでくるくらいですから、自分の力に自信があり、さらに当社に興味があったということで、実際に大活躍してくれています。
このところ、IT関連・ゴルフ練習場向けシステム関連ともに好調で、技術者が足りない状態が続いており、社外の方にもかなりご協力いただいてようやく仕事が回っている状態で、それでもかなりのご相談に対応する余力がなく、お断りしている状態が続いています。どうせ当社の採用基準は厳しいので、それなら公募していないと書いておくより、公募しているとして、機会を増やそうということになりました。
ということで、新卒採用のページを少し修正し、「2013年度、2014年度新卒採用募集中です。我こそはと思う方は、是非エントリーしてください。」となりました。
もちろん、経験者採用も随時受け付けています。
当社は典型的な中小企業ですから(?)、指示待ちタイプの方は向きません。リーダーも、実務を兼ねているどころか大忙しなので、きめ細かな管理・指導はできません。それよりも、自ら何をすべきかを考えて動きたい人が向いています。
特に、私個人の思いとして、ネットワーク関連製品の技術的に深い部分が好きな人が足りず、テーマや相談はたくさんあるため、私がいくつも掛け持ちでプログラミングをしていたり、現場対応をしていたりすることにより、なかなか平行して進められない(それでも進めてますが)ジレンマがあり、ネットワークプログラミングオタクを増やさねばと考えています。
その一方で、ネットワークの仕事は性能・信頼性・保守性など、業務レベルでの要求も高くなり、趣味のプログラミングではなく、あくまでも課題を解決することが求められます。
本当は私の席の前に座って仕事を助けていただいている、ベテランのお二方が会社に加わってくれればと思うのですが、お二方とも起業した本人であったりして、やはり仕事の実力が高い人の獲得は難しいものです。もちろん、助けていただいているだけでもとても助かっているのですけどね。お二人以外にも他の仕事で助けていただいている方がいて、皆さん、やらされ仕事ではなく、他社のことでも本当に心から仕事をしてくれていて、すばらしい方々に恵まれています。
中小企業は業績の波が大きく、安定しにくいため、なかなか待遇面でも環境面でも不安要素をなくせないものなのかもしれません。下請け仕事は景気変動をまともに受けやすいので、自社製品の開発販売を本格的に立ち上げて、かなり状況は良くできつつあります。参加して良かったと、メンバーはもちろん、関係者皆が思えるような会社にしていくのが私の役目ですね。