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娘の高校受験:合格

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私事ですが、娘の県立高校の合格発表が本日で、先ほど合格したとメールが届きました。
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まあ、ほとんど欠けている番号が見当たらない気もしますが・・・

既に私立高校は合格していたので、高校浪人はないと安心していましたが、県立も合格で、本人も喜んでいることでしょう。

親としては、多少は挫折も味わっておくのも、長い人生を考えると大事という気もしますが、神様が合格の選択をしたということで、この道を信じてしっかり成長して欲しいと願っています。

前にも「高校受験は単なる通過点」で自分の高校時代のことを書きましたが、親子とはいえ、私と違って娘の受験への道は大変そうでした(他人事ですが)。これから受験という方の参考にと少しだけどんな感じだったかを書いておきましょう(娘が怒らない程度に)。

娘は、小学校時代はそれなりに成績は良く、算数などの選抜授業にも参加していましたが、授業参観で見学に行くと、できる生徒がさっと手を上げるのに対し、娘は周りの様子を見ながらそーっとあげる感じで、難問はあまり得意でないと気づき、一緒に書店に行って、つるかめ算などが出ている参考書などを買ってあげたのですが、自慢しに来るわけでも質問に来るわけでもなく、「どうだ?」と聞いても「読んではいるよ」という程度の返答でした。その時点ですでに、「これは中学で結構苦労するだろうな・・・」と思ったものです。要するに、まじめだったので普通の問題は良くできますが、難問や新しいことにチャレンジするのはあまり好きでない、という感じですね。

中学に入ると、予想通り、成績は普通程度で、特に英語は大嫌い、という状態でした。本人も勉強をあまりやる気があるわけでもない感じで、2年生まで過ぎたという感じでしょう。3年になるとさすがにまずいかも、ということで、塾に通い始めました(2年後半からだったかも?)。塾はやり方が合う合わないで、一度変えたと思います。それなりに厳しい先生にしごかれながら、本人ももともと根はまじめなので、勉強時間もそれなりに毎日長く、成績も多少は上向いた感じですが、私としては不満がいくつかありました。
・できることの再確認みたいなことばかりやっている
・苦手なもの・難しいものに時間を割いていない
・テストが終わった時点で、何点くらい取れたかがすぐに出てこない
まあ、親子とはいえ、私とは性格も何もかも全然違いますので、違って当たり前なのですが。。

妻は気になることを何でもズバズバ言うタイプなので、娘とはしょっちゅう衝突していました。「受験生なのにやることをやっていない」「やっていないことはない」という感じです。私は「こうすれば良くなる」「やらないとこうなる」というアドバイスはしましたが、自分が言われるのが嫌なタイプなので、娘にも「やれ」とは言いませんでした。

志望校選びも妻と娘で何度も言い合いになりながら決まり、今どきの私立高校は確約をもらえばほぼ受かるという仕組みらしく、確約も早々ともらえたので、まあそれほど心配はなかったのですが、至れり尽くせりの私立高校にするのか、あるいは自主性が求められる(最近はそうでもない?)公立高校にするかなど・・・。既にお子さんが高校生以上の仕事仲間の方々からは、「公立に行って塾に行かせるくらいなら、私立の方が結局お金はかからないよ」というアドバイスをいただいたりしましたが、本人は親に気を使ったのか、「公立も受ける」ということで、ようやくその結果が今日出た、というところです。

我が家にはもう一人、今度小学6年生の息子がいます。娘とはこれまた全然性格が違うので、また受験の時にはいろいろありそうですが、あらためて母に言われた「子育てとは、思い通りに行かないことだ」という言葉を実感しているところです。。

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