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プログラミングでメシが食えるか!?

ネットワークシステム開発の打ち合わせはワクワクする!?

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今日は夕方に、新規のネットワークシステム開発の打ち合わせに参加してきました。数日前から、「こんな相談を受けているけど、実現できそう?」とメールをいただいていて、「そんなスループットはどう考えても無理でしょ。。」という感じのやりとりをしていたのですが、「一度提案して欲しいと言われたので、一緒に行きましょう」と言うことになりました。

いつものごとく、詳しくはかけないのですが、強烈なサイズのデータを所定時間内にネットワーク経由で転送する部分の提案が欲しいというようなお話しで、まあ、常識的に考えれば「無理!」というような要求です。

打ち合わせをしてみると、ハードウェアの性能は、なんとか元請けさん側でするから、プログラム側を提案して欲しいということで、細かい要件を伺い、議論となりました。

こういう議論はとても楽しいのですよねぇ!「普通にこういうやり方だとまず無理だよね」「でも、こうすればここまではいけるのでは?」「それだとこういう問題があるよ」・・・と、盛り上がります。

結局、「他にもいろいろ相談しているけれど、ここまで具体的な話まで進んだのは初めてなので、是非提案して欲しい」ということになりました。もちろん、私としても、腕試し的な要素がたっぷりで、是非とも取り組んでみたいのですが、絶対にできるという保証はできません。そもそもそんなハード構成、見たこともないくらいですから。

まずは技術検証で、性能保証はなしでもいいから、ということになり、「それなら考えてみましょう!」とお返事しました。まずは金額の見積と、ざっくりとした技術的な提案をすることになりました。

こういう仕事は、工数ベースの規模では大した見積額になりません。できてしまえば、ソースのサイズも小さいでしょうし、時間も大してかからないものです。しかし、試行錯誤やこれまでのノウハウがポイントになりますので、見積は難しいのです。個人的には「これだけ出すから、できるか?」と言われた方が楽なのですが、まあ、気分的に「このくらいもらえればやってもいいかな」という金額で見積もるしかないですね。それでもおそらく他はそもそも提案すらしないと思いますので、安いと思いますが。

性能要求が高いソフトウェアの開発は、ソース規模が大きいようではまず失敗なのです。ソースが無駄に大きいということは、処理も多いので遅いことがほとんどです。スッキリとシンプルな構成が、速くて安定性も高いものです。そういうスキルと、ネットワーク固有のスキルがあるプログラマーはなかなかいないもので、おかげで当社はメシが食えているわけですが、好きでなければできない仕事でもあります。

実際に今回の仕事に関わることができるかどうかは、まだまだ全然わかりませんが、最近はネットワーク製品の実績のおかげか、あるいは著書のおかげか、こういうマニアックな相談が増えて、とてもうれしいのでした!

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