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プログラミングでメシが食えるか!?

講演終了!

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1月31日に、@ITジョブエージェントValue UPセミナー:プロジェクトリーダーのためのスキルとキャリアで講演してきました。
1月16日のブログに書いたように、一応準備して行ったのですが、結局、会場の雰囲気に合わせて、予定とはかなり違う内容を話した感じになりました。

私のテーマは、「開発チームのリーダーシップを高める4つのポイント」で、これからリーダーになる人、リーダーとしていろいろと困っている人などを対象に、私なりの心構え、考え方などをご紹介する感じでスピーチしました。

定員80名のところ、実際は130名くらい来場されたようで、会場は大混雑という感じでした。私は3つの講演の最後ということで、皆さんきっと2つも立派な内容の話を聞いた後で、疲れているだろうと思い、できるだけ堅い話ではなく、実例などを中心に話をしてみました。

最初の方で皆さんの様子を尋ねてみました。
・プログラミングをしたことがある人:ほぼ全員
・今も仕事でプログラムを作っている人:半分くらい
予想通り、皆さんプログラミングを担当した後、SEあるいはプロジェクトマネージャーなどを担当されているのかな、という感じでした。もう一つ、
・今の仕事は楽しいですか?:1割くらい?
これは少し残念な状態でした。会場で皆さんの表情をみたときに少々暗い感じで、講演をすでに2つ聞いたあとで疲れている人が多いのかな、と思っていたのですが、あまり今の仕事の状況に満足できていない方が多いのかも知れません。まあ、それでこういうセミナーに参加されているのでしょう。
しかし、冷静に考えると、リーダーが仕事にやりがいを感じていない状態で、はたしてメンバーがついてきてくれるのでしょうか。講演では「リーダーの熱い思い」に関する内容をたくさん話してみました。

少々内容を詰め込みすぎたというか、脱線しすぎたというか、50分の時間制限ほぼぴったりで何とか収まったという感じでした。前回の講演で、早口すぎる、という反省があったのに、今回はさらに早口だったかも知れません。前回は参加者の背景が分からなかったのが難しかったのですが、今回は分かっていたので話しすぎた、という感じです。

講演終了後に個別で質問を受け付ける時間があり、誰も来てくれなかったら寂しいなぁ、と思っていたら、多くの方が質問・相談をしに来てくださり、少しは思いが伝わったのかな、と、ホッとしました。

質問は、リーダーとしてこういうときにどうしますか?という内容が多く、相談は、自分自身メンバーに対するアドバンテージを持っていないと思っているのだが・・・とか、メンバーのやる気を引き出すにはどうするのが良いのか、リーダーは営業力を持っている方がいいのか、情報はどこから集めるのか、などの内容が中心でした。40分くらい質問・相談にお答えして、無事に役目を終えました。

私が一般に言われていること以外で、リーダーのポイントとして考えているのは、
・熱い思い
・メンバーに対するアドバンテージ
・外とのつながり、営業力
だと思っています。基本的にこれらは会社に籠もっていては育たないものだと思います。社外でいろいろな方々とぶつかり、コミュニケーションして初めて見えてきたり、思いを強めたりするものだと思います。技術系メンバーの多くは外に出ることを嫌いますから、それをいとも簡単に行えるだけでもある意味リーダーは尊敬されるかも知れません。営業力と言っているのは、仕事でのリーダーはやはり苦しいときに業績を何とかしないとならないケースが多いからです。上手くリピートなどの仕事で回っているときは良いのですが、苦しいときにリーダーの営業力で何とかチームを救えるというのはかなり大きなポイントになるでしょう。

いろいろな団体などの集まりに参加することはとても価値があります。例えばオルタナティブ・ブログでブログを書き、オフラインのミーティングに参加することはとても良い刺激になりますし、すばらしいコミュニケーションが図れます。まず自分から情報を出してみること、積極的に参加してみることが大切です。

多くのリーダー、あるいはリーダーを目指す人たちの、真剣な思いを感じられた講演でした。


講演終了後は、川越のバーで、いつものライブに参加しました。一つ肩の荷が下りた後で、気持ちよく仲間たちと盛り上がることができました。また次回のライブに向けていくつか演奏に誘われましたので、うれしい反面、ちゃんと準備しなければと、またやることが増えてしまったのでした・・・。

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