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秋葉原で絵を売っている人の販売術

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おはようございます! 走る社長、貫洞です。
先日、秋葉原へ行ってきました。駅を降りると、電機店やゲームセンターに混ざって、絵画を販売しているお店があります。

この絵画販売店、いかにも怪しげです。キャッチセールスもかなりグイグイやっていますし、「ちょっと見ていってくださいよぉ♪」と声をかけているのは、全て若くてきれいな女性。ネットなどでは「エウリアン」というネーミングで広く知られており、いわゆる「○○商法」にカテゴライズされるお店のようです。何十万もする絵画を買わせられるという書き込みも...。

...というのはずっと知っていたのですが。勇気が無くてどうしてもお店に入れずにいましたが、先日、とうとう勇気を出してあのお店に入ってみました!

私「...こんにちは」
店員さん「こんにちはー!絵にご興味がおありですか?」
私「絵はまったく詳しくないんですが...きれいだなーと」
店「良かったら中も見ていってください♪」


こんなやり取りから、自然に会話が始まって、店内へ。店員さんの笑顔はまぶしくて、○○商法ということも忘れさせるレベルでした。

店「ここに並んでいる絵は、小さいのが3千円、大きいのが1万円なんです。デパートで同じの買ったら2万とか3万平気でしちゃいますよ!」
私「へぇ~(しばし絵をいくつか手に取って眺める)」
店「もし、この中から一つ選ぶとしたら、どれですか?」
私「断然これですね。色あいが素敵です」
店「やっぱり!お客様センスいいですね! この作者は○○の国のこういう人なんですけど、絵の中に必ずこういうモチーフが入っているのが特徴なんですよ!」
私「詳しいんですねー!」
店「ふふっ(否定はしない)」

...この時点で、正直とっても楽しかったです。話をしていて楽しい、ってこういうことかー! と思えるくらい、相手を気持ちよくさせる会話のレベルが高い! 一つを選ばせる手法や、お客様の選択を褒める手法も、ここまできっちり使えるのは素晴らしいと思いました。


この後も、素晴らしいセールストークの応酬があったのですが、ここでは書きません。そして、別に力ずくで引き留められることは無いですし、怖いお兄さんに絵を買わされるわけでもありません。興味のある方は、一度ギャラリーをのぞいてみても良いと思います。
ただし。
巧妙に帰りづらい雰囲気を作られます。小さいものを何かしら一つ買わされるくらいの覚悟はしていってください。彼女たちは販売のプロです。本物でした。


さて、あの話術を聞いていて、少し怖くなりました。今、わたしたちの会社がしていることは、携帯の販売、光回線の販売トークなどを広く伝えていくことです。実際に売り場に立って、お客様とナマのトークを繰り返しながら、日々セールス力を磨いているのです。

その先に何があるのか? セールストークを極めたら、後輩に教えてセールスマンをどんどん増やし、次は高額商材...至極当然の流れです。
サービスの業界も、最高のサービスを提供したいと思ったら、最終的に富裕層ビジネスに行きつきます。最後には、お金の流れに巻き込まれてしまうのか?

そんな事を思ったら、自分達の仕事の「この先」をもっと真剣に考えていかなくてはならない、そんな風に思わされました。

今やっている仕事の終着点はどこか?

常に考え続けていかなくてはなりません。いつもと同じコースで通勤して、いつもの店に行く、だけではなく、時にはいろんな世界の刺激を受けて、日々考えることをやめずにいたい、そんな風に思ったのでした。

では、またお会いしましょう!


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