オルタナティブ・ブログ > 風を切って走る!走る社長の軽快ブログ >

ある時は販売員、ある時は営業マン、またある時は社長業! 経営に現場に走り回る日々の気づきブログ。元気の源は「ありがとう」。言う時も言われる時も気持ちのいい、魔法の言葉! 接客や営業ノウハウを中心に書いていきます。

「そのスマホ、本当に必要?」携帯ショップ販売員より愛をこめて

»

 こんにちは!走る社長、貫洞です。わたしたちの会社では、携帯ショップにおける販売業務を請け負ったり、販売研修を行ったり、日々「携帯に関わる仕事」をしております。

 今、携帯ショップに行ったら、まず目に飛び込んでくるのはスマホですよね?電車の中、駅のホーム、飲食店、いろんなところで人々が使っているのもスマホです。映画やドラマに出てくる「ケータイが鳴るシーン」でも、ほとんどのケースでスマホが使われています。

 さて、これからスマホを買おうかと思っている方や、今使っているスマホがもうすぐ2年になるから、機種変更しようかとお考えの方々へ。


「そのスマホ、本当に必要ですか?」 


 電車の中で文庫本を読むのが好きな方なら、電子書籍アプリが大活躍すると思います。でも、スマホの小さな画面で電子書籍(小説など)を読むのはとても目が疲れます。「紙の本の方が、やっぱりイイ」とわたしは思います。しかしながら、タブレットならば少しこの点は緩和されます。明るさの調節ができて、文字も大きく表示されので、短時間の読書ならとても便利です。

 ちょっとした空き時間に、ニュースや動画を観たい、という方は、片道1時間の通勤でずっとスマホを起動し続けたら、会社へ着く頃には、バッテリーが20~30%減っている状態になります。会社についてからが本番なのに、会社へ着くやいなや、挨拶もそこそこにスマホを充電器に差さなければ落ち着かない...なんて状態になります。

 最も重要なのは、「そのスマホは、本当に必要な電話が受けられなくても構わないのか?」という一言に尽きます。スマホの課題は、バッテリー持ちが良くない所と、アプリについては自己責任という所です。携帯ショップに「このアプリが...」と持って行っても、親切心で答える店員もいるかも知れませんが、キャリアショップの定義としては「アプリは自己責任で」「アプリのエラーについては携帯ショップの責任の範疇外」というものなのです。(相談されると、「わかることなら答えてあげよう」って対応しているスタッフが多いですし、わたしも可能な範囲で対応してしまいますが、本来はキャリアショップでの対応が推奨されていない内容なのです・・・)

 LINEやfacebookは、あくまでツールです。これが目的で購入する方も多いですが、初めてクルマに乗る時のように、「この機械を使いこなす!」という強い意志を持って取り組まないとダメです。そうたやすく「楽しませて」くれるものではありません。こちらが興味を持っていろいろと調べていけば、楽しい道が開ける、そんなイメージです。


 「でも、電車の中でスマホをさわりたい」「とりあえず使ってみたい」という方で、かつ「使いこなせなかった場合でも生活に支障を出したくない」という方には、2台持ちを強く、強くおすすめします。最も使い勝手が良いのは、ガラケーとタブレットの2台持ちです。どちらもバッテリー持ちは最強(個人的な体感ですと、スマホの3倍くらい持つイメージです)ですし、スマホでやってみたかったことを、まずは大きな画面のタブレットで試すのです。
 

 万一全然使いこなせなかった場合でも、ガラケーで電話やメールを受けていれば、生活に支障は出ません。ものすごく楽しめた場合は、そのままガラケーをスマホに機種変更すれば良いのです。
 
 「そんなことしたら、スマホとタブレット、両方お金がかかっちゃうじゃん!」と思うかもしれませんが、各キャリア、そういうお客様に向けた「2台持ち優遇施策」をやっておりますので(※2013年8月現在)、スマホ1台で通話・メール・ネットをした場合と、2台持ちをした場合、使い方次第では2台持ちの方が安くなるように設定されています。2台持ちの方が金額が上がってしまう方もいらっしゃいますが、それでも2千円程度しか開きが出ないよう、プランが組めます。
 今、既にスマホを使っていて2年経つから機種変更するという方も、現在の2台持ち優遇施策をうまく使えば、より便利に、より楽しいデジタルライフに突入できるかもしれません。


 スマホ1台でかっこよく、使いこなしている方もたくさんいますが、彼らのカバンの中には「持ち運びできる充電器」が入っており、彼らの頭の中には、「どこどこの喫茶店はコンセントが使えるからスマホが充電できる」という情報(とカバンの中にAC充電器)が入っています。

 賢く使えば便利なものですが、本来、ある一定の使い方講座を開いて「スマホ利用免許」という制度があってもおかしくないレベルの複雑難解な商品であることを、念頭に置いて購入されることをオススメいたします。

 

結論:機種変更は、計画的に!

 

 

Comment(0)