ブロガー執筆書籍紹介 Linuxネットワークプログラミングバイブル
オルタナティブ・ブロガーの執筆書籍をご案内する本シリーズ、第68回は「プログラマー社長のブログ」の小俣 光之さんと、「mtaneda ブログ」の種田 元樹さんが執筆した『Linuxネットワークプログラミングバイブル』です。
Linux
ネットワークプログラミングバイブル
著 者:小俣 光之+種田 元樹
出版社:秀和システム
発売日:2011/1
価 格:¥3,990 (税込)
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概 要
C言語とLinuxを使った、ネットワークプログラミングのすべてを学べる解説書。小俣氏の前著『C for Linux2 超実践Linuxネットワークプログラミング』を大幅に刷新し、IPv6に対応し、新しい環境での実行例や便利なライブラリの紹介などを新たに盛り込みました。
目 次
Chapter 01 ◆ TCP/IPプログラミング入門
Chapter 02 ◆ 通信の仕組み
Chapter 03 ◆ サーバプログラムのレベルアップ
Chapter 04 ◆ クライアントプログラムのレベルアップ
Chapter 05 ◆ 多重化
Chapter 06 ◆ 送受信のレベルアップ
Chapter 07 ◆ エラー処理
Chapter 08 ◆ インタフェース情報
Chapter 09 ◆ UDP/IPプログラミング
Chapter 10 ◆ RAWソケット
Chapter 11 ◆ SSLプログラミング
Chapter 12 ◆ 目的別テクニック
著者プロフィール
小俣 光之さん
日本シー・エー・ディー株式会社社長・プログラマー・ライター。多趣味で話し好きで説教臭い。最近、THANNのシャワージェルがお気に入り
種田 元樹さん
日本シー・エー・ディー株式会社課長・プロマネ。技術が好きで多趣味でラーメンが好き、という小俣さんの後継者にうってつけのキャラクター。ここ数年で、たいぶ貫禄がついてきた(特にあごの周り)ような気がします
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書評・レビュー
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関連リンク
初の著書「Linuxネットワークプログラミングバイブル」 完成!:種田さんの個人ブログ(貫禄が付く前の写真が見られます)
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書店で売られる本の著者になるには、最初の1冊にたどりつくまでが大変です。
実績のない著者に門戸を開いてくれる出版社は少なく(そりゃ、当たり前だ)、企画書を送っても編集者に見てもらえなかったり、自費出版でどーお?(有名出版社名で本を作ったげるけど、制作にかかる費用は全部自分で持ってねor初版3000部買い取り保証してね)などの、扱いを受けることも多々あります。「朝の30分で片付ける仕事術」の著者、永井孝尚さんも、どこにも話を聞いてもらえず、最初は自費出版したほどです。
でも、でもでも、最初の1冊をハードル低く執筆する裏ワザが実は1つあります。それは「すでに著書(ヒット作)のある著者と共著で書く」というものです。「ドジっ娘リーダー奮闘記」のわたしがそうであり、「Linuxネットワークプログラミングバイブル」の種田さんも勤務先の社長に引き立てられて著者デビューできたわけです。
小俣さんは分かってか分からないでか(たぶん、本人は無自覚なんだと思う)、こうやっていろんな人にチャンスを分け与えているのよね。すっげーなー。