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定例ミーティング ”「O2O型社会貢献」の仕組みと事例” に思うこと

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オルタナティブ ブログを御覧の皆様、あけましておめでとうございます。

年明けから半月過ぎた今、満を持してのご挨拶です。申し遅れました、松井です。

このエントリーでは、新年一発目のオルタナティブ定例ミーティングでの「「O2O型社会貢献」の仕組みと事例」に関する講習について感想を綴ってまいります。

今回の講師は佐々木 泰さん。

子供の頃に「大きくなったら社会貢献をしたい。」と決意を固めたという筋金入りのボランティアマインドをお持ちの方です。今回の講習では、インターネット上でのボランティア活動をオフラインにつなげていこうという趣旨で発表されました。

その中で気になったのが、アメリカなど海外で発足した寄付サービスはうまく行っているのに、日本で生まれたものはなかなか成長して行かないというお話。

未だに日本では寄付や投資、資金調達という概念が一般に浸透していないのかなという印象です。それと、モノに対するこだわりが強く、ボランティア活動を行う団体に資金援助をするといったことよりも、困っている人に金品が直接届くことを重要視するというのもあるかもしれません。

ボランティア活動を支えるのはやはりお金ですから。情熱があれば発足はできても継続するにはどうしても資金が必要になります。そういった意味では募金団体が手数料を取るというのはまっとうなことだと思うのですが、そこは割と非難の対象になりがちなのですよね。

まだまだ世界では貧困問題がたくさんありますし、日本も震災からの復興のまっただ中。物やお金を直接届けることだけでなく、ボランティア活動をする団体を資金の面でも支えていくという意識が広がるといいなと思いました。

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