知人たちが最近会社を離れ始めた!
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50歳を過ぎた会社員の人たちだ。
順調に出世してきた方、会社になんとかつながっていた方、色々な方がいる。21世紀は、やはり、何かが違ってきている。それを肌で感じていながら何もできないで会社に依存して生きてきた会社員。
会社の創業者は、最初に自分でリスクを取る。
従業員(会社員)は、最後に自分でリスクを取る。
この違いがある。
日本は、米国のWork-Lifeに近づいている。Lay-offが簡単にされ始め、労働者の忠誠心も離れ始めている。終身雇用という安心のベンも壊れてしまった。定年退職という言葉自体が若い人たちにとって遠い響きとして聞こえている。
あと、10年で定年という知人もいるが心は迷っている。
10年なんてあっという間に過ぎてしまうからだ。その間に何をして食べていけばよいかを模索して準備しなければならない。会社で仕事をしているとそれを意識しながら何もしないでいる自分を悔やむ日々が続く。あっという間に5年が過ぎ、会社から第二を人生をと言われ始める。
大企業にいる知人たちは、中小企業に再就職先を探すのだが時代は高給取りの大企業社員を向い入れるほど余裕がない。売上にすぐ結びつく人材でなければ、再就職にならない。経営者は、経験豊富な人材を雇用するときに即戦力(即売上)を要求する。それができないとわかると第3の人生を模索してくださいとなる。
会社を離れた知人たちには、こう話している。
「もう、会社にぶらさがる人生を止めにして自分の手足で食べ物をつくるビジネスマンになっては!」と。何十年間も会社でビジネスを経験しているからそれを今度は自分のビジネスに活かすべきでは。
神は、あなたに新しい人生の機会を与えてくれたと感謝すべきだ。
この考え方を受け入れるには、時間がかかる。頭で分かっていても体で感じていない。これを自然に受け入れられる時期は、起業して数年経過してからだろう。私の経験値では。
知人たちの精神状態は、手に取るように分かる。私も起業するときは不安と希望で混沌としていた。一歩足を出してしまえば、踏ん切りがつく。もう、前を向くしかなくなるからだ。
安住の地に長く住んでいると危険がいっぱいあると噂されるジャングルでの生活は怖くて、怖くて仕方がない!そう、思っていることだろう。
でも、
現実は、違う。ジャングルの中にも安住の地はある。安住の地は、自分で住む場所を開拓すれば良いだけなのだ。日本からブラジルに引越しすると思えば良い。それなりの覚悟で引越し準備をするだろう。
会社を離れた知人たちは、すぐに生活に困るという状況にない。なので、今までの安住の地の垢を取るために1ヶ月ぐらい全く別の生活圏で違った生活を送ってみてはと助言している。
例えば、
高度成長が激しい新興諸国、タイ、マレーシア、ベトナム、インドなどに長期滞在して新しいビジネスチャンスを肌で感じてきてはどうかと話している。中国は、政治的に不安なので進めていない。
この5年のうちにもっと多くの知人たちが会社を離れざるを得なくなるだろう。日本のGDPは下り坂であるからだ。高給取りが会社で生き延びられるには、売上に直接貢献できるという証明が求められる。証明できれば、会社にぶら下がっていられるのだが・・・・
むしろ、それが証明できるならば、独立したほうがよいだろう。
知人たちを何とか支援しようと相談に乗っているが、最終的には彼らの人生。私がどうのこうのすべきことではない。
しかし、
精神的に不安定なときは、相談相手になってやらないと新しい出発点を教えてあげられない!
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