農村集落で情報発信が出来れば
飛騨高山の山奥で
有機農業に関心を持っている。知人の親戚が飛騨高山の山奥でお米や野菜の有機農業をやっている。知人のお誘いで一泊二日の旅に出た。Aさんは、400年の歴史を持つ農家だ。
彼曰く、周りの農家が年寄りになって畑や田んぼをお世話できなくなって農地が荒れ果て始めている。自分で出来る範囲で手入れが出来ていない農地を借りて有機野菜を作ってきているが人手が足りない。
彼が作った有機トマトジュースを味わった。初めて飲んだ有機トマトジュースだ。一口飲んですぐにいつも飲んでいるトマトジュースとは違うことが分かった。
味が濃い!味が深い!
近くのスーパーで購入するトマトジュースは、なぜか、塩分が強いような味がする。このトマトは、自然そのものの味だ。
Aさんは、自然の恵みで育てた有機米や有機野菜を飛騨高山の山奥から直接販売できるルートを開拓したがっている。農協経由であると有機の産物が本来の価値よりも低く設定されてしまうからだ。
自分たちが開拓する市場で自分たちが納得する有機農産物を直接消費者に知ってもらいたいと考えている。
「良いものには、良いものの価格がある。」
本当の価値が分かる消費者だけに自分たちが苦労して育てた有機農産物を味わってもらいたい。
こんな話を聞いてきた。
自然の恵みで育てられた「本当の味」を知らない人たちに知らせたいという希望を聞いてJoomla CMSを使う情報発信サイトを提案した。Aさんだけで情報発信するのではなく有志数人で有機農産物について情報発信すればよい。そのための仕組みがJoomla CMSにある。
ホームページの専門知識は要らない。ワープロ操作やホームページ閲覧ソフトの操作、そして、Joomla CMSシステムの操作さえ分かれば十分だ。
農村には、地元独特の良いものが私たちに知られずに埋もれている。これからの農家は、インターネットを上手く使って農協に頼らず自分たちで直接販売できる市場を開拓すべきだろう。
そのためにJoomla CMSシステムが活用できればうれしい。