お金をかけないでターゲット読者を集める方法
吉田@Goyat LLC http://goyat.biz and http://modx.as0.biz/ です。
先日、横浜にある神奈川アントレ交流会セミナーに行ってきました。株式会社トライプランニングの丸山社長の起業体験談とマーケティングの基礎を聞いてきました。私もマーケティング一筋でやってきましたが、どうも基本を忘れて複雑なことばかり考えていた自分に気がつきました。
こんな単純なことを頭の隅に追いやっていたようです。
売り上げ=商品告知力
マーケティングの先輩や実践者には基本の基ですが、プロも足元から思い出す必要があるのではないでしょうか。
インターネットでお客を探すには、ターゲットをイメージしてそれを表現するサイト作りを行い、ターゲットが困っている問題を訴えてその解決案を自社が提供するサービスとする。
問題は、いかにしてターゲットに告知をするかです。
丸山社長のお話では、継続して情報発信をする媒体を作り、潜在顧客との接点を維持し続けると言うことです。この点は、メールマーケティングの世界でも同じです。
これからビジネスを始める起業家にとって「情報発信の媒体」を作るようにと助言されても出来る人と出来ない人がいるでしょう。発信すべき情報がない人は、どうしたらよいでしょうか。
たとえば、ホームページ製作業を営んでいるウエブデザイナーさんは、ホームページの作り方を情報として発信すればそれで済むでしょうか。メルマガの世界を参考に調べてみると「まぐまぐ」で623件ヒットしました。
このメルマガたちと競争です。
その前に「まぐまぐ」以外でいかにして読者を集めればよいのでしょうか。誰もが悩む問題です。メールマーケティング コンサルタントを自称する私も避けて通れない壁なのです。それが、お金をかけないで考えろとなるとアイデアと自分の時間を投資しなければならなくなります。
メルマガと言う告知媒体を持ったが、告知媒体のコンテンツを喜んで読んでいただく読者を集めるのにまた頭を悩ますのです。
■お金をかけないでターゲット読者を集める方法
まず、「まぐまぐ」や他の無料メルマガサイトでメルマガを登録してください。そして、最初の読者を獲得してください。無料メルマガサイトが最初の読者を集めてくれますので。
そこが出発点です。
次に何をやるか。最初の3回は、決して自分のサービスの売込みをやらないことです。想定読者のニーズと思われるコンテンツをたっぷり与えるのです。
なぜ、最初の3回が大切か。
メルマガの解除の90%以上が、最初の3回の発行で発生しているからです。最初の3回のメルマガ内容が読者のニーズにあっていない、売り込みだけで役に立つ情報がない、読者に訴えるメッセージがない、面白くない、人情味を感じないなどで読者の期待に反してしまうからです。
3回目以降は、読者の信頼を得るために「自分が読者ならこんな情報が役に立つ」と言う視点でメルマガを書き続けるのです。
ここまでくれば、あなたに気がある読者があなたをサポートしてくれます。いわゆる、口コミをしてくれます。
口コミが発生してももとの読者数が少ないとそのインパクトは小さいです。でも、ちりも積もれば山となるですから。
メルマガは、マラソンです。ウエブショップが配るチラシ的メルマガでは先が見えてしまいます。読者が継続して読んでくれる質の高い内容を与え続ける必要があります。
今日、私が始める新しいオープンソースCMSサイト構築サービスサイトを見直しました。丸山社長のセミナーで学んだ「問題を提起してその解決案を自社サービスの強みとする」アプローチにしました。
最後にひとつ。
JoomlaジュームラCMSシステムでホームページを作るとリアルタイムで誰が、どのページから入り、どのぐらい滞在し、どのページを見て出て行ったが手に取るようにわかる機能があります。私は、この機能でJoomlaジュームラCMSに惚れ込んでしまったのです。
ブログでは、味わえない機能なのです。
さらに驚くことは、検索ロボットなのか、人間によるアクセスなのかを色分けして教えてくれるのです。そのチャート図をこちらのPDFファイルで見れます。
これがオープンソースで無料です。