残り3日を切った「Ubuntu Edge」クラウド調達ーー目標達成は苦しそう

Canonicalがクラウド調達のIndiegogoで7月に開始した「Ubuntu Edge」プロジェクトが、苦しい状況になってきた。目標3200万ドルに対し、現在の調達額は1158万ドル強。残りは3日を切っており、“ミラクル”なしに達成は苦しそうだ。

7月22日に野心的なクラウド調達キャンペーンを開始した後、何度かの価格調整、創業者のMark Shuttleworth氏のアピールなどCanonicalの熱心な取り組みがあったが、現時点で半分にも達していない。やはり、そもそもの目標額が高すぎたのだろう。

同じく新しいモバイルOSの「Firefox OS」側では、米国と英国のeBayで週末に販売開始した「ZTE Open」がそれぞれで1000台近くを売り切り、在庫切れとなっている。このほかにもFirefox OSのGeeksphoneや、元NokiaのMeeGoチームが開始したJollaなどが直販を試みており、携帯電話の販売方法が広がったと言う点でも、新しいOSたちはモバイル業界に影響を与えている。