リアルとネットのすみわけ
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ネットに書き込むことが一般的ではなく、特定の人だけが書いていた時代は、リアルで言えないことはネットに書いていました。
ところが、ソーシャルメディアが出現し、実名リア充がネットに参入することで、ネットが公の場となってしまい、色んな炎上を皆で経験することで暗黙のルールが出来上がってきました。
そうすると、ネットで書けないことはリアルでのみ話すという逆転が起こりました。
逆に、言いにくいことをネット内に書き込んだ人は、よくぞ勇気をもって書いた!と絶賛されることも多くなりました。
ちょっと話は変わりますが、O2Oマーケティング(オンライン to オフライン)が注目されています。ネットでみた情報を元にお店に足を運んでもらったり、オンラインからオフラインにつなげるマーケティングです。
発言しかり、マーケティングしかり、リアルとネットの境界線はゆるやかに変化していっています。
私は口紅を買う時は、百貨店(リアル)で色を確かめて、ネットショップで買い物をしています。ネットでイベント情報を見つけて、実際に足を運ぶこともあります。
プライベートの話はリアルでしか話さないけれど、リアルで話す機会がないことを、ブログで書いたりもする。
ネットとリアルをどういう役割分担をさせるのか、どういうバランスをとるのかは、個人にとっても企業にとっても今後も続けて重要事項になっていくでしょう。
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