いかに怒りに対処するか
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週末、友人宅で開かれたポットラックパーティーに招かれ、自慢のフルーツサラダを持って出かけていった。おしゃべりあり、おいしいワインとご馳走あり、ギターの弾き語りもあって、楽しいひと時を過ごし、ほろ酔い気分で帰路についた。
気がつくと、ある知人からの伝言が携帯電話に残っていた。メッセージによれば、明らかに、私が最近取った行動に対し、気分を害している模様。
私側からみれば、相手がなぜ私の行動をそのようにとったか、少なからず理解に苦しむ。相手の怒りに対し、私も怒りで対応すべきだろうか?
仕事であれ何であれ、人の感情がその成果に与える影響は、思った以上に大きいのだろう。
こんな時、どこかで読んだリンカーン大統領の逸話を思い出す。
リンカーン大統領の机の引き出しには、怒りをあらわにした手紙がいっぱいだったそうな。でも、彼はそのどれひとつも相手に送ることはなかった。怒りの勢いで一気に書いた手紙をすぐには相手に送らず、一晩寝かせる。いったん怒りのおさまった翌朝読み返すと、ほとんどの場合、あえて送るにはおよばない、という結論になったらしい。
この逸話に従うことにする。
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