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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

将来お世話になるかも知れないから...Nikkei Concern

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週末、Nikkei Concernsの設立35周年記念パーティーに、初めて参加した。

35年前。日系一世の方々の多くはかなり高齢になっていた。戦争中、自分は強制収用所に入れられ、アメリカ人として戦った息子は戦死した。そのため年老いてから自分の世話をしてくれる人がいない...

そんな日系一世の老後を何とかしようと、シアトル在住の日系人有志が始めたのが、この非営利団体だった。今では、老人ホームや介護つきケアハウスに加え、高齢者対象のカルチャースクールの運営など、その活動範囲を拡げている。

そのNikkei Concernsが主催する、5年に一度行われるパーティー。昨夜は1,000人ほども集まる、それは盛大な催しだった。サイレントオークションやライブオークションでは、出席者の寛大な寄付額に驚くばかりだった。不況なんてどこの話?

Nikkei Concernsでボランティアを続けている人によれば、長年アメリカに住んで英語に慣れた人でも、歳をとるとどうしても会話は日本語になってしまうという。私も、いつかはこの施設のお世話になるかもしれない、と思うと、他人事とは思えない。

ささやかながら、私もオークションに参加した次第。施設内に素敵な日本庭園ができるのを、今から楽しみにしています。

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テーブルのセンターピース。このご「縁」を大事にしたい。

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