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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

中国に抜かれる...いつかこの日が来ることはわかっていたけれど

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今日、New York Timesも、Washington Postも、今年第2四半期、日本のGNP $1.28 trillionに対して中国が$1.33 trillionとなり、今年は日本を抜いて中国が世界第二位の経済大国に躍り出ることが確実になったことを報じていた。

植民地時代はイギリス(インドを含む)が、そして直近100年程度はアメリカが首位をしめたものの、それ以前は有史以来ずっと中国が世界一の経済大国だったとどこかで読んだ記憶がある。だから今回のこともさほど驚くべきことではないといえばそうなのだが。

物心ついたときから、「日本はアメリカに次いで世界第二位の経済大国でー」という言い回しをずっと聞いてきた身としては、それがもはや事実ではなくなったことは、やっぱり感慨深い。

第二位の時代に、目の前を走る一番手だけを見てきた嫌いがあるのだったら、これを機会に、視点を変えてみるのがいいのでは。走り続けることが果たして自分たちの幸せにつながることなのか、とか。

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