7月14日に思い出すこと...
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日本に遅れること16時間。シアトルでも7月14日がそろそろ終わろうとしている。
今夜のシアトルは、フレンチレストランはどこも予約でいっぱい。お店の外側まで集まった人であふれかえっている。パリ祭のにぎやかだこと。
でも、私にとってこの日は、おめでたい日ではなく、ちょっと悲しい日。1789年、ベルばらの主人公オスカルが、国王の家来という身分を省みず、一般市民とともにバスティーユ監獄を襲撃した日。確かこの日に負った傷が、彼女の致命傷になったのではなかったかしら。
小さい頃、漫画の本は買わせてもらえなかったのだが、これだけはどうしても単行本が欲しいと、母親にかけあい、やっと許して買ってもらった。この単行本がすっぽりと入るかばんを見つけ、大事ぼっけにしまったりしていた。
そういえば、あの単行本シリーズ、どこに行ってしまったのだろう...
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